現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE06:中国/営業【現採の仕事場】

日本人が顧客のビジネスの場合、語学力なしでも問題なし

社内も社外もコミュニケーションは日本語

業務内容は金融商品を日系企業へ販売する営業部署に所属し、各日系企業の日本人責任者と面談を進め、適切な商品案内をすることです。社外では日本語しか使いませんでしたので、業務自体も苦労することは言語面で無かったと言っても過言ではありません。唯一問題だったのはタクシーで移動する際にタクシー運転手へ行き先を上手く伝えられるかという点くらいでした。
また、社内では大半の従業員が中国人でしたが、8割以上は日本語がしゃべれる中国人スタッフだったのでやはり言語面で苦労することはありませんでした。実際会社から求められたスキルはエクセル、パワーポイント、正しい日本語の使い方、日本式のビジネスマナー程度でした。

 

残業ほとんどなし、無料の中国語教室あり

勤務時間は9時から17時半という至って中国では普通の勤務時間設定でした。また、勤務終了後は会社で無償提供している中国語教室が記載されていたことから残業をすることも殆ど有りませんでした。出張するような業務も無く、市内での面談後、社内の他部署へ顧客からの依頼事項を渡すということが大半の業務です。その後の顧客へのサービスは日本語の話せる中国人スタッフと同行での顧客訪問でしたが、金融商品についてのさらなる説明は中国の法律を良く理解している中国人が説明を行なうという区分けが比較的明確に作られていたので、私は導入までを担当していることになります。
セミナーの開催、会合の手配なども中国人スタッフの手や知識を借りながら進めることができ、総じて楽しく仕事が出来たのは同僚に恵まれたのだと思います。

 

同僚の指導で国内旅行ができるまでに中国が上達

言語の習得レベルはインターン開始後、数週間で中国語が一切できなかったところから買い物ができる程度までにはなりましたが、意思疎通に最も大切であるピンイン習得が全く前に進まず、なかなか普通会話が出来るまで中国語力が身に付かない状態でした。それでも社内にいた中国人同僚が一生懸命中国語を教えてくれたこともあり、数ヵ月後にはなんとか中国国内を一人で遠出できるようになりました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その4【郷に入る現採】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【現採のはじめ方】

現地での適応力が評価され、未経験ながら好待遇で転職に成功

人材紹介会社を通して、トントン拍子に内定

私が実際お世話になったのはMECCAという人材派遣会社です。他にいくつか人材会社へ登録しましたが、対応が丁寧だったインテリジェンス中国も記憶に残っています。
さて、応募方法ですが、まずオンライン問い合わせフォームで就職希望先の企業へ自分の履歴書を提出し、先方からの連絡を待ちます。まず、MECCAの担当者との面談後、求人募集をしている企業について紹介をされます。そこで気になる企業へ応募をさせてもらいます。書類審査開始となりますので、しっかりとした履歴書を用意しておく必要があります。
私がその際に応募を希望したのは日系金融機関の営業でした。MECCA担当者のサポートもあったことで書類審査が無事通り、面接ということになりましたが、私は既に中国にてインターンシップ中であったことからインターンシップ業務終了後面接に行きました。面接は直属の上司と配属予定となる部門長の2回の面接でした。2次面接が最終面接となり、無事合格したので、採用決定ということになりました。
一般的には転職活動にあたるので、前職の話について説明をするかと思います。しかしながら私自身の就業期間が短かったこと、応募した企業や職種については全く以前関わりがなかったことから前職について等は質問されることはありませんでした。どちらかと言うと人格、そしてコミュニケーション能力と中国における適応能力について確認されていたので、面接の内容を振り返ると世間話に近い内容の話をしていたように感じます。

 

給与も福利厚生も充実。現地スタッフのフルサポートで手続きもスムーズ

給与は交通費や食費等を含め額面14,000元(日本円で約20万円)でした。待遇としては住宅手当として5,000元(日本円で約7万円)支給され、中国語が一切話せないスタッフへは無料中国語教室を勤務時間後若しくは朝就業開始前に提供してもらっていたので、まさに学びながら働くという環境を兼ね備えていました。また、他に携帯と通信費用についても会社に負担をしてもらい、保険に関しては会社で全社員が加入しているものに健康保険にも加入することになりました。
内定後、すぐに就業許可証が採用企業から発行され、ビザ申請の手続きに入りました。インターンシップが終了し、就業開始までに少し日時が取れたことから日本へ一時帰国することにしました。
日本一時帰国中も採用企業の中国人人事担当が就業ビザの手配を進め、私の日本の自宅へ就業ビザを郵送してもらったので、実際どこかの窓口で担当者と直接交渉をしなければならない事態にはならずにほっとしたのを記憶しています。それから、就業ビザを受領し、中国に戻りました。その後も外国人が中国にて就業ビザを維持する上で必要な健康診断等も全て中国人の人事担当者の付き添いで行われ、スムーズに進みました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その3【現採の仕事場】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【どうして現採?】

中国での経験を買われ、シンガポールへ転職し、その後ドイツへ赴任と順調にキャリアを積んでいったコウキさん。実は、彼女のスタートは、インターンシップ。 未経験、語学力なしから、一体どのようにキャリアを築いていったのでしょうか。

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

 伸び悩む日本より勢いの中国

学生時代の留学生との交流がきっかけで世界へ旅に出る

私が海外で勤務を始めるきっかけとなったのは、やはり大学卒業後に世界各国を旅したことが大きなきっかけです。卒業論文作成時に配属された研究室に沢山の外国人の留学生がいたことが日本以外の国を見たいと思い、海外へ旅に出ました。旅に出る前に既に内定が決まっていた会社へ日本へ帰国した際に入社しましたが、その後会社の業績悪化が顕著であったことも海外への就職をしようかどうか迷っている背中を押した材料であることは間違いありません。

 

経験なし、語学力なし。インターンシップからスタート

しかしながら、海外への就職をしようとしても就業実績もなければ英語検定2級は取得していたものの、簡単な英会話すら出来ない状態ですので、仕事を探し、就職をするというのはなかなか大変でした。そこで私は海外で就職前にインターンシップという学びながら働き、給与が与えられる制度が設けられていることを世界を旅している最中に知り、自分の技術を少しでも伸ばすためインターンシップから開始しました。その際に中国就職・転職情報が多く記載されているカモメ中国です。そこで見つけたのが中国で中国語不要・日本語不要というインターンシップです。数ヶ月のインターンシップ後、日系金融機関にて企業営業担当として勤めることになりました。

 

世界中で目にしたMade in Chinaのパワーを体感したい

私自身は世界各国を旅した際は約30カ国を訪問していますが、中国は実は一度も行ったことはありませんでした。中国語が母国語として話されている国を訪問したのは香港、台湾ぐらいで、中国本土へは足を踏み入れたことがないという事前滞在が一切無い国での初の海外就職です。
どの国に滞在していてもMade in Chinaの製品が多く出ており、中国は世界の工場であると思い知らされました。また、中国経済が大きく伸びている時期だったので、隣国である中国がどのような国か体感すべく現地で仕事をしてみようと考えたのが中国渡航の大きな理由です。
無事インターンシップで中国生活に慣れ、正社員として日系金融機関に採用されたのは中国の景気を肌で感じることになり、その後の人生に大きく影響することになりました。

(コウキ)

 

《略歴》
2006年:大学卒業後、海外周遊旅行に出る
2007年:日本で就職したが、会社の業績悪化が鮮明であったことから半年で退職。
2008年-2010年:IT系企業でインターンを終了後、金融業にて企業営業担当
2010年:再度海外周遊旅行に出る
2011年-2012年:シンガポールにて人事企業にて企業営業担当、その後商社で非日系企業営業担当。
2012年から現在:シンガポールにて転職し、再度金融業にて地域統括企業営業担当マネージャーとして勤務中

 

その2【現採のはじめ方】に続く >>

 

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海外就職に「逃げるは恥だが役に立つ」~現採はアリかナシか~

あなたはいま日本でどの位置? 

現地採用は、得か損か。はたまたアリかナシか。海外での就職を転職の一つの選択肢とするのであれば、さまざまな要因を考慮すべきです。しかし、ネット上には、いい、悪い、両方の意見があり、簡単に結論は出せませんよね。

 

ベトナムで現地採用として働く私が考える、判断基準は、ただ一つ。 

「あなたがいま、日本でどのポジションにいるのか」

 例えば以下のような人は現地採用を選ぶメリットは何もありません。
(そもそも選択肢に入らないでしょうが。。)

◎一部上場企業、またはそれに準じる企業で十分な給与と手当を得ている方。
◎規模は大きくなくても労働環境がいい、ホワイト企業に勤めている方。
◎結婚して、子どもを抱えている方、住宅ローンがある方。

日本で相対的に恵まれた環境にある、
もしくは抱えているものが多く、リスクが高い、という方は不向きです。

アジア圏の現地採用では、明らかに条件がダウンするからです。
現地の物価水準に設定された給与、社会保険や年金のない状態では、
とうてい現在の生活レベルを維持することはできません。

 

では、どんな人が当てはまるのか?乱暴に言ってしまえば、

「日本での年収が300万円以下」

がボーダーになるでしょうか。なおかつ、下記に当てはまる人

◎ブラック企業でのサービス残業に疲弊し、「もうムリ」な人
→変な気を起こす前に日本を脱出してください。 

◎派遣社員、またはバイトで、経済的な保障がなく、
 日本にいながら、すでに待遇が東南アジアな人
プレッシャー、ストレスが確実に軽減される分マシです。
 物価が安い国が多いので可処分所得は上がるかもしれません。

◎公務員など安定した仕事に就いているが、
 退屈で、今後30年もガマンならない人
まちがいなく、刺激が多いです。ただし、自分の道は切り拓いてください。
 それもまた楽しいと感じられることが大切です。

◎就活で納得のいく結果を得られず、自信をなくしている新卒者
頑張ったあなたは、決してダメではありません。
 アジアの日系企業は人手が不足しています。
(ただ、ブラック会社でもなんでも日本で一度、死ぬほど働くことをおススメします)

 ◎とにかく海外で働きたい人。
こういう方は、そもそも日本での転職と天秤にかけないと思いますが。

 注)今回は、20代、30代の悩めるサラリーマンの転職の選択肢としての現地採用就職をテーマとしているため、日本で立派に定年まで勤め上げ、その経験を買われて現地採用で工場長や拠点長として迎えられるような方、または現地妻をめとり、永住する方は含まれておりません。
あと、ここでは現地採用就職で現地で定年まで働くことを想定していません。まずは、1~3年働いてみて、日本に帰るか、そのまま続けるか決めればいい。あくまで経験としての現地採用就職です。


どうでしょう。現地採用就職が現実味を帯びてきたでしょうか。
日本の厳しい環境で働き、疲弊している方に向けて、私が送りたい言葉は、 

「Szégyen a futás, de hasznos.」
(恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切) 

というハンガリーのことわざ。(某ドラマより拝借)
「逃げる」の代わりに「避難」でもいいし、「リハビリ」でもいいでしょう。

 

日本だけの限られた選択肢の中で、自分自身を追い込まなくてもいいと思うのです。
一生懸命働いているのに、苦しいなら、それはあなたに合っていないのかもしれません。
働きやすい、生きやすい場所を探してみてもいいのではないでしょうか。
もっと視野を広げてみれば、ずっと気持ちが楽になるはず。

海外就職なんて、どうなるか分からない?
でも、それは次の会社がいい会社かどうか、入社しないと分からないのと同じです。

長い一生の1~3年なんて、自分で考えるほど、大きなものではありません。
手を抜かなければ、キャリアを棒に振るなんてこともありません。
婚期を逃すこともないでしょう(そうでもないか)。 

と、求職者の売り手市場であるベトナムで就活し、就労している私は思います。

 

さあ、あなたにとって、現採はアリ?ナシ?、どちらでしょうか。

 

(ブログ運営者 マツ)

CASE05:フィリピン/営業【現採後の現採】

どうして海外で働くのか考え続け、自身の価値を高める

海外就職の目的は期間限定で経験を積み、語学力をアップさせるため

現地採用として働き、長くその地に住むつもりはもともとありませんでしたので、いわゆる永住を求めて旅立った人と、私の間には決定的な差があるのかもしれません。体力のある今しかできないことや、海外経験を積むこと、英語力を鍛えることを目標にしていたからです。予定ではもう少し長くいるつもりでしたが、持病のアレルギーをきっかけに体調を壊して一時帰国した際に、フィリピンから去ることを決意しました。そして、将来的には英語や海外経験を生かして日本で働こうと思いました。

 

現地で使える語学力を磨けば、選択肢は広がる

私はよく、「現地採用で働くと日本に戻ってきてから使えない」という言われ方をインターネットで見ますが、そんなことはないと思っています。特に観光客が多い場所で働こうとすると、英語などの語学スキルが少しでもあれば、いろいろな職種に応募できますし、面接でも有利です。今時英語だけでは食べていけないということも耳にしますが、その英語すらも話せない日本人の方が多いわけですから、できるに越したことはありません。そう言った意味で、現地採用として働いたことはマイナスでなく確実にプラスだったと思います。
フィリピンの後、まだ海外経験をしたいという思いが残っていたので、今度は「若者が多い」と言われているベトナムに行くことにしました。若くて子供を持ち、家庭を支えながら働く若い女性が多かったです。私はそこで日系の保険会社に勤めましたが、そこは幹部職も現地のベトナム人女性スタッフが8割を超えていました。今は翻訳や、ウェブライターをしています。題材として書くものの中には海外に関することや、外国人向けのものが多くあります。こう言う外国人の視点に立つことは、一度海外で暮らしてみないと分からないと思いました。今後はもっとフリーランスのライター業をメインにして生活していくつもりです。経験をもとに好きなことを仕事にすることを楽しみにしています。

 

目的をはっきりさせれば、辛いことも乗り越えられる

海外就職についてはいい面も悪い面も両方ありますが、何を目的としているのかを、きちんとはっきりさせることが一番大事だと思います。とりあえず、日本から出たいという人には向いていないと思います。その国の文化や習慣、言語で生活するので、やっぱりストレスは少なからずあります。日本のいい面や悪い面も、海外に出て初めて気がつくこともあります。不便なことも多くありますし、日本が恋しくなると思います。そういう時期は誰にでもあります。ですが、その海外で過ごす何年かは、日本で過ごす同じ年月よりもずっと価値あるものになると思います。日本では同年代の人が任されることはないような大きな仕事を任せてもらえることもあります。同時に責任も発生しますが、やりがいはあるでしょう。それに、日本や世界中で自分が関わった仕事が「製品」や「サービス」として目に見えると嬉しい気分になります。そういう経験を積んでみたいという方には是非、一度お勧めします。

(R.N)

 

《R.Nさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:フィリピン・マニラ首都圏マカティシティ
業種:日系化学商社
職種:営業
期間:2012年5月-2014年3月
年齢:26歳(就労開始時)
結婚:独身(女性)

 

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CASE05:フィリピン/営業【ツアーガイドby現採】

デートからアウトドア、接待までおまかせあれ

湖畔の別荘を貸し切り。リッチな遊びが格安、ラグナ

観光は基本的に、マニラ首都圏のあるルソン島ではビーチスポットはあまりありませんが、ラグナという中部地域に湖などがあり、別荘を借りることができます。社員旅行とは別に、社内の有志達でバーベキューなどを楽しみました。金曜日に仕事が終わってから別荘へ行き、そのまま夜中からバーベキューを始め、併設のプールで泳いだりして楽しんでいました。二泊三日の滞在で、食材費と滞在費で日本円にして4000円くらいで参加できましたので、とてもお得でした。こう言ったリッチな遊びが破格の値段で出来るとあって、外国人観光客にも人気のようです。

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週末に気軽に行ける大自然

 

接待向け夜の遊び

これは日本人の男性上司がいたからこそ味わえたのですが、私はよくフィリピンパブに出入りしていました。接待や歓迎会、会社の飲み会の二次会としてカラオケに行くことが多かったのですが、パブ=カラオケというお店も結構あります。まるで秋葉原にいるようなアイドルファッションをした女の子たちがずらっと並んでいる姿は圧巻です。好きな女の子を指名して、席について歌うと盛り上げてくれます。女性客が来ても、嫌がる素振りを見せません。むしろ盛り上げてくれますし、とても楽しいです。しかし、日本人女性だけで行くのは危険なので、男性と行くことをお勧めします。

 

美術館や、教会、大聖堂など美しいものがたくさん

マニラ首都圏は観光名所として教会が挙げられます。サン・オーガスティン教会やマニラ大聖堂は、キリスト教国家としての文化が味わえるいい場所です。しかし、かなりスリなどが多いので、できれば団体で行くことをお勧めします。もしフィリピン人の友人がいれば、一緒に行ってもらうと安心です。マニラ市はあまり治安が良くないので、特に注意したほうがいいでしょう。美術や音楽と言った芸術も、フィリピン人は大好きです。博物館や美術館もあちこちにあります。アラヤセンターなどを営むアラヤ一族が経営する「アラヤミュージアム」も、街の真ん中にあり、様々な展示会やワークショップが行われているのでオススメです。マンダルヨンにあるSMメガモールは夜景も綺麗です。テレビで見る貧しい国のイメージが一気に吹き飛びます。デートスポットとしてもオススメです。よくカップルが夜景を楽しんでいます。

(R.N)

 

《R.Nさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:フィリピン・マニラ首都圏マカティシティ
業種:日系化学商社
職種:営業
期間:2012年5月-2014年3月
年齢:26歳(就労開始時)
結婚:独身(女性)

 

その10【現採後の現採】に続く >>

 

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CASE05:フィリピン/営業【現採の家計簿】

現地採用者の必須スキルは自炊力!?

現地食ばかりだと多分太る

私の一ヶ月の生活費はかなり安い方だと思います。その理由は、ほとんど自炊していたからです。自炊しないで現地食ばかり食べていると、多くの日本人はおそらく太ります。また、塩辛すぎる料理などがあったので、私はなるべく自炊していました。たまに、ファストフードやスペイン料理、日本料理、東南アジア全般の料理を食べるくらいです。生活費全体で6万ペソくらいですので、日本円で12万円から13万円くらいです。これでもかなり使った方です。おそらくもっと多くの日本人現地採用の方は、5万ペソ以下で生活していると思います。セブ島だとお給料が5万ペソということもあるからです。
また、私はドル口座も持っていましたが現地通貨でお給料を貰っていたので換金の必要がなく、だいたい一週間に1回、その週の生活費を現地通貨のペソで降ろしていました。3000ペソ(役6000円)もあれば何かあっても十分です。

 

自炊で1ヶ月の食費を1万円以下に

食費は自炊していたので、かなり安く抑えられました。一ヶ月に日本円換算で1万円使うか使わないかです。だいたい1000円あれば、一週間分の食材が買えます。スーパーで野菜や肉、米を買い、そこに日用品を買っても2000円くらいです。いつも土曜の朝イチか金曜の夜で接待のない日に買いだめしていました。いつも週末はどのスーパーも混雑しているからです。野菜や肉は、ちょっと家から離れた外国人向け&現地富裕層向けのスーパーで買う方が、鮮度が良かったので、歩きで行って、帰りは暑さと荷物の重さのためタクシーで帰っていました。
ファストフードは日本とそんなに変わらない値段で感覚的には100円くらい安いけれど待たされるという感じです。ジョリビーというハンバーガー店が現地人に大人気なので土日は混んでいます。たまに土曜日や日曜日に、自分へのご褒美としてレストランでお酒とコース料理を食べても3000円いきませんでした。

 

1個10円のパン「パン・デ・サル」はフワフワもちもちでコスパ抜群

基本的に物価が安いことで知られているフィリピンですが、やはりピンからキリまであります。その辺にある露店で買えば、例えば50円もしないものが、スーパーマーケットだと100円だったりするのです。パン屋などはそのいい例で、街のパン屋さんだと「パン・デ・サル」というスペインから影響を受けたフィリピンパンは1つ10円くらいで売られています。とてもフワフワでもちもちしていて美味しく、コストパフォーマンス抜群です。皆オフィスで食べていたりします。しかし、スーパーマーケットに併設されたパン屋で買うと、日本円で150円くらいします。韓国資本のパン屋などもよくテナントに入っていて、ちょっとしたセレブが買う感じです。日本のパン屋と値段が変わらないので、現地人にとってはとても高いはずです。しかし、富裕層とそうでない人々の差がとても激しいので、皆身の丈に合ったものを選んでいます。私は私服も500円から2000円くらいで買ったワンピースを着ていましたが、ブランドショップも多く入っていて高いものはもちろん数十万します。自分の貯金したい額や、生活スタイルによって買うものを決めるのが一般的です。

(R.N)

 

《R.Nさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:フィリピン・マニラ首都圏マカティシティ
業種:日系化学商社
職種:営業
期間:2012年5月-2014年3月
年齢:26歳(就労開始時)
結婚:独身(女性)

 

その9【ツアーガイドby現採】に続く >>

 

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