日本人が顧客のビジネスの場合、語学力なしでも問題なし
社内も社外もコミュニケーションは日本語
業務内容は金融商品を日系企業へ販売する営業部署に所属し、各日系企業の日本人責任者と面談を進め、適切な商品案内をすることです。社外では日本語しか使いませんでしたので、業務自体も苦労することは言語面で無かったと言っても過言ではありません。唯一問題だったのはタクシーで移動する際にタクシー運転手へ行き先を上手く伝えられるかという点くらいでした。
また、社内では大半の従業員が中国人でしたが、8割以上は日本語がしゃべれる中国人スタッフだったのでやはり言語面で苦労することはありませんでした。実際会社から求められたスキルはエクセル、パワーポイント、正しい日本語の使い方、日本式のビジネスマナー程度でした。
残業ほとんどなし、無料の中国語教室あり
勤務時間は9時から17時半という至って中国では普通の勤務時間設定でした。また、勤務終了後は会社で無償提供している中国語教室が記載されていたことから残業をすることも殆ど有りませんでした。出張するような業務も無く、市内での面談後、社内の他部署へ顧客からの依頼事項を渡すということが大半の業務です。その後の顧客へのサービスは日本語の話せる中国人スタッフと同行での顧客訪問でしたが、金融商品についてのさらなる説明は中国の法律を良く理解している中国人が説明を行なうという区分けが比較的明確に作られていたので、私は導入までを担当していることになります。
セミナーの開催、会合の手配なども中国人スタッフの手や知識を借りながら進めることができ、総じて楽しく仕事が出来たのは同僚に恵まれたのだと思います。
同僚の指導で国内旅行ができるまでに中国が上達
言語の習得レベルはインターン開始後、数週間で中国語が一切できなかったところから買い物ができる程度までにはなりましたが、意思疎通に最も大切であるピンイン習得が全く前に進まず、なかなか普通会話が出来るまで中国語力が身に付かない状態でした。それでも社内にいた中国人同僚が一生懸命中国語を教えてくれたこともあり、数ヵ月後にはなんとか中国国内を一人で遠出できるようになりました。
(コウキ)
《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)
その4【郷に入る現採】に続く >>
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