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現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE04:タイ/カスタマーサービス【どうして現採?】

◇ タイ 01 どうして現採?

大学でタイ語を専攻したことがきっかけで、新卒で現地で働くことを決めたA.Wさん。卒論でタイを扱い、現地語学学校でタイ語を習得するなど、タイに精通したA.Wさんでも、仕事では苦労したそう。それをどのように乗り切ったのか、見ていきましょう。

 

《A.Wさんの就労時の基本情報》
◎就労国・都市:タイ・バンコク
◎業種:国際物流、海上輸送、航空輸送、輸出入、通関など
◎職種:カスタマーサービス、営業、マネージメント
◎氏名:A.W 
◎年齢:20代前半(就労開始時)
◎期間:2006年から約7年
◎結婚:独身

 

なにより大好きな国で働きたかった

きっかけは、大学でタイ語を専攻したこと

2005年春に日本の国際関係の大学を卒業し、4月のソンクラーン(水かけ祭り)の最中にタイ・バンコクへ降りたちました。
タイという国に関わる最初のきっかけとしては、大学で第二外国語としてタイ語を専攻していたことがとても大きかったです。大学では第二外国語として英語以外の外国語を学ぶ必要があり、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシア、中国、韓国、マレー・インドネシア、タイ、ベトナム語などから選択しなければなりませんでした。大学1年生の時はドイツ語を専攻したのですが、ネイティブの先生ではなく会話に力を入れていなかったので、2年生からネイティブの先生が教えている語学を探しました。その後タイ語はタイ人の先生が教えていることがわかり、また蛇のような可愛らしい文字が読めたらなんだかかっこいいなという理由で深く考えずにタイ語を専攻しました。結局大学3年生で第二外国語の単位を取得し終わっていましたが、タイ語学習が楽しくて卒業するまでタイ語の授業に出ていました。
しかし大学の学習だけでタイ語が流暢に話せるようになったわけではありません。タイへ移住する前は英語が日常会話、タイ語は読み書き少し、会話やリスニングはあいさつや自己紹介ができる程度でしたので、本場タイに行ってタイ語をマスターしようと決意しました。
大学ではタイ語だけではなく東南アジアの地域開発の勉強をしていたので、タイを含む東南アジアを中心に、調査と旅行目的でバックパッカーとして休みごとに訪れていました。例えば春休みの2か月のうち、1か月はリゾートホテルで住み込みバイトし、残りの1か月はアジアを旅するといった感じです。

 

今でも忘れられない初タイの空気と香り

初めてタイを訪れたのは大学2年生の春休みで、友人とたった1週間だけのお試し旅行でした。ちょうど大学でタイ語を専攻し始めたばかりで、どのような国か見てみたかったのです。ドンムアン空港に降り立った瞬間のモアッとした生ぬるい空気感とナンプラーのような香りは今でも覚えています。ほわほわした可愛らしいタイ語が飛び交っていました。人の波に押されてしどろもどろになっているところ、旅行会社のタイ人に声をかけられオフィスに連れて行かれ、あれよあれよとパタヤへの1泊ツアーを少々高めに組まされた苦い思い出もあります。
またゲストハウスで盗難にあう話などもガイドブックで読んでいたので、バックパックを肌身離さずに背負って歩きながらアユタヤを観光しました。灼熱の中汗をかきながらバックパックを背負って歩いている私たちに見かねた警察官が笑いながら「パトカーで目的地まで乗せていってあげようか?」と言ってくれましたが、かたくなに拒否しました。今となっては本当におかしいのですが、はじめての個人旅行だったので警戒心があり、力の抜き加減がわからなかったのです。でも初めてのタイは日本にはないカオス感、色彩豊かで自由で刺激的でした。それを機に何度も足を運びました。

 

情報は集められるだけ集める

大学在学中にタイ語を勉強する以外にも、タイで働く日本人について書かれた本を読んだり、既に現地に住んでいる日本人30人程にインタビューをしたりしてバンコク生活の情報を集めました。卒論ではそれを纏めてバンコク日本人社会について書きました。当時は今のようにネットで何でも答えが手に入る時代ではなかったので、現地に行って聞き取り調査する方が現実味があったのです。
その調査の中でバンコクでは日系企業が多く進出しており仕事が探しやすそうだったこと、大学時代にバイトで貯金した資金で1年位はなんとかやっていけそうだったこと、海外に住むことが子供の頃からの夢だったこと、タイ語をマスターしたかったこと、そしてなによりタイが大好きだったことなど様々な理由から大学卒業してすぐにタイに行くことを決意しました。

 

現地の語学学校でタイ語習得後に就活開始

バンコクに移住してすぐに7ヶ月間タイ語語学学校に通いました。結構厳しい学校で、午前中4時間、他の外国人生徒とみっちり勉強し、午後はカフェか図書館で3-6時間かけて宿題と復習をしないと追いつかないレベルでした。その後ポーホック(タイ教育省の外国人用タイ語能力テスト。ポーホックとはタイ人小学校6年生レベルのタイ語力を持つという意味。当時はグレード分けがなく、ニアネイティブレベルも中級レベルもポーホックに受かれば小学校6年生レベル以上のタイ語能力があるとひとくくりにされていました。ネットで見た限り2016年現在ではポーホックがタイ語能力判定試験へ変更になり、内容も異なるようです。詳しくは現地の語学学校に問い合わせるなど最新の情報をご確認ください。)を取得しました。ある程度タイ語がマスターできたなと自信がついてから、日系人材派遣会社にいくつか登録して就職活動をし、外資系企業を経た後、国際物流会社でカスタマーサービス、営業、マネージメントとして6年ほど働きました。

(A.W)

 

《略歴》
2003年:大学2年生の春休みに初めてのタイ
2005年3月:大学卒業
2005年:タイ移住後、現地語学学校へ(7か月間)
2005年-2013年:新卒で就職、一度の転職を経て、現地採用として約8年勤務

その2【現採のはじめ方】に続く>>

 

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