現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE04:タイ/カスタマーサービス【現採の仕事場】

新卒で現採。必要なことは走りながら学ぶ

営業からマネジメントまで幅広い業務

朝8:30から17:30まで就業時間、昼休みは12:00から13:00の1時間でした。日々の残業は1-2時間が多かったですが、多忙期は22時頃まで残業する事もありました。
仕事内容は、営業、カスタマーサービス、マネジメント、見積書作成、輸出入や通関上のレギュレーション調査、海外支店とのコーディネートなどです。部署での直属の上司は日本人で、タイ人の同僚が50名ほどいました。

 

タイ語も英語もビジネス用語は現場で

輸出入の部署にいたので、タイ語、英語、日本語の3カ国語を使って仕事をしていました。タイ人同僚とはタイ語で会話し、会議・Eメール・書類は英語、日本人上司や同僚、日本人顧客、日本の支店とは日本語で話す環境でした。

先述の通り、タイ語は日本の大学で第2外国語として学んでおり、またバンコクに来てすぐにタイ語語学校で勉強していたので、タイ語での会話に支障はありませんでした。仕事上の専門用語は現場で覚えました。またタイ人同僚の説明が分からないときは、絵で書いてもらって理解しながら学びました。

タイに来た当時、英語は日常会話程度しかできなかったのですが、ビジネスメールや書類、電話で必要なビジネス英語は実践で学びました。

 

基本的なビジネスマナーはビジネス書で独学

輸出入、貿易に関する専門的な知識の勉強はもちろんですが、最初の半年は新卒ということもあり、例えばごく基本的なパソコンのワードやエクセル、パワーポイント、ブラインドタッチ、日本人顧客の対応、ビジネス英語・日本語メールなども含め毎日が勉強の連続でした。おそらく日本で就職していたら、新人が先輩について最初の一年かけて学ぶようなことも、空いている時間に自分で本などを活用して勉強する必要がありました。また貿易関係の仕事なので、日本でのルール、タイのルールなど国によってそれぞれ少しずつルールが異なることから、その違いも覚える必要がありました。

 

大事なのは間違いなく伝えるコミュニケーション能力

求められたことは、語学力とコミュニケーション能力。ここでいうコミュニケーション能力は、タイ人と話をして問題点を汲み取る、タイ人スタッフにスムーズに業務を遂行してもらえるよう、分かりやすく伝える能力という意味です。仕事上貨物をオン・タイムで運ぶと言うのが基本なので、早く正確に対応する能力。また困難や問題を対処する能力。そして正しい情報を収集し、判断する能力。だと思います。

(A.W)

 

《A.Wさんの就労時の基本情報》
◎就労国・都市:タイ・バンコク
◎業種:国際物流、海上輸送、航空輸送、輸出入、通関など
◎職種:カスタマーサービス、営業、マネージメント
◎氏名:A.W 
◎年齢:20代前半(就労開始時)
◎期間:2006年から約7年
◎結婚:独身

 

その2【郷に入る現採】に続く>>

 

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