現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE05:フィリピン/営業【拝見、現採LIFE- 住居】

危険があることを忘れず、対策は万全に

少し高くても安心できる住居へ

私の現地での生活は、フィリピン人の人事の女性が徹底的にサポートしてくれました。また、同じく現地採用として働いており、フィリピンに永住権を持って住んでいる日本人男性が、あれこれと各種支払いの方法などを教えてくれました。私は現地入りして10日間はホテルに滞在し、その間に人事の方が私の伝える予算と希望から予め見繕ってくれていたコンドミニアムに案内してくれました。私の部屋はだいたい30,000ペソで、日本円にすると60,000円強です。
私のコンドミニアムは現地採用にとっては少し高い方です。お給料も高い方でしたので、ここに住むことができました。24時間セキュリティガードのいるところでないと危ないということで、これくらいは仕方のない出費だと思います。

 

安全のため社用車での通勤が会社のルール

コンドミニアムから会社までは、治安上の問題から、毎日社用車で通っていまいした。ルールとして、基本的には行き帰りは社用車を使うことが義務付けられていました。たまに車が全部他の日本人スタッフが使用していて、帰れない時はタクシーで帰りましたが、逆に道が混雑しているので歩いて帰った方が早かったです。
現地スタッフは「ジプニー」というバスに乗って行き来しますが、バスジャック事故なども頻繁に起こるということで、私は1度しか乗りませんでした。それも同僚と一緒にです。小綺麗な服を着た日本人が乗り合わせていると、スマートフォンから財布まで全て奪われてしまってもおかしくない治安です。

 

治安については最大限注意

基本的にフィリピンは、治安が悪いことで知られていますが、マニラ首都圏の中のマカティシティは外国人も多いので、政府が力を入れて治安改善に努めているようです。ですので、どこのデパートに行っても、警備員がライフルを持ってドアを開け閉めしています。最初見たときは正直びっくりしました。しかし、テロ事件などもあったので、仕方ないことです。あまり多くの人が集まるところに行ってはいけない、中華街は治安が悪いということは、そこに住む日本人なら誰でも知っていることでした。また、接待などで遅くなる時も必ず私を先にコンドミニアムまで送ってくれてから、他の上司が帰ったりしていました。日本のように女性一人で夜中に外を出歩くことは、とても難しいです。また、花売りの少年や少女が来ますが、彼らのバックにはマフィア組織が潜んでいるので、哀れんで花を買ったりすることはしないほうがいいと教えられました。

(R.N)

 

《R.Nさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:フィリピン・マニラ首都圏マカティシティ
業種:日系化学商社
職種:営業
期間:2012年5月-2014年3月
年齢:26歳(就労開始時)
結婚:独身(女性)

 

その6【拝見、現採LIFE- 休日】に続く >>

 

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