現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE06:中国/営業【どうして現採?】

中国での経験を買われ、シンガポールへ転職し、その後ドイツへ赴任と順調にキャリアを積んでいったコウキさん。実は、彼女のスタートは、インターンシップ。 未経験、語学力なしから、一体どのようにキャリアを築いていったのでしょうか。

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

 伸び悩む日本より勢いの中国

学生時代の留学生との交流がきっかけで世界へ旅に出る

私が海外で勤務を始めるきっかけとなったのは、やはり大学卒業後に世界各国を旅したことが大きなきっかけです。卒業論文作成時に配属された研究室に沢山の外国人の留学生がいたことが日本以外の国を見たいと思い、海外へ旅に出ました。旅に出る前に既に内定が決まっていた会社へ日本へ帰国した際に入社しましたが、その後会社の業績悪化が顕著であったことも海外への就職をしようかどうか迷っている背中を押した材料であることは間違いありません。

 

経験なし、語学力なし。インターンシップからスタート

しかしながら、海外への就職をしようとしても就業実績もなければ英語検定2級は取得していたものの、簡単な英会話すら出来ない状態ですので、仕事を探し、就職をするというのはなかなか大変でした。そこで私は海外で就職前にインターンシップという学びながら働き、給与が与えられる制度が設けられていることを世界を旅している最中に知り、自分の技術を少しでも伸ばすためインターンシップから開始しました。その際に中国就職・転職情報が多く記載されているカモメ中国です。そこで見つけたのが中国で中国語不要・日本語不要というインターンシップです。数ヶ月のインターンシップ後、日系金融機関にて企業営業担当として勤めることになりました。

 

世界中で目にしたMade in Chinaのパワーを体感したい

私自身は世界各国を旅した際は約30カ国を訪問していますが、中国は実は一度も行ったことはありませんでした。中国語が母国語として話されている国を訪問したのは香港、台湾ぐらいで、中国本土へは足を踏み入れたことがないという事前滞在が一切無い国での初の海外就職です。
どの国に滞在していてもMade in Chinaの製品が多く出ており、中国は世界の工場であると思い知らされました。また、中国経済が大きく伸びている時期だったので、隣国である中国がどのような国か体感すべく現地で仕事をしてみようと考えたのが中国渡航の大きな理由です。
無事インターンシップで中国生活に慣れ、正社員として日系金融機関に採用されたのは中国の景気を肌で感じることになり、その後の人生に大きく影響することになりました。

(コウキ)

 

《略歴》
2006年:大学卒業後、海外周遊旅行に出る
2007年:日本で就職したが、会社の業績悪化が鮮明であったことから半年で退職。
2008年-2010年:IT系企業でインターンを終了後、金融業にて企業営業担当
2010年:再度海外周遊旅行に出る
2011年-2012年:シンガポールにて人事企業にて企業営業担当、その後商社で非日系企業営業担当。
2012年から現在:シンガポールにて転職し、再度金融業にて地域統括企業営業担当マネージャーとして勤務中

 

その2【現採のはじめ方】に続く >>

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外就職へ にほんブログ村 転職キャリアブログ 転職・転職活動へ