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現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE06:中国/営業【郷に入る現採】

国よりも、仕事ができる、できないのちがいの方が大きい

毎日ノー残業。終業の5分前から退社スタンバイ

私が勤務した会社でもそうでしたが、まず残業はしません。むしろ退社時間5分前には大半の人が今日の仕事を終了し、すぐに退社出来る様、机の上と周りを整頓し、タイムカードを押す準備をします。そして退社時間になると一斉に帰ります。そうなると一般的な退社時間は17時から18時の間ですので、この時間帯の公共交通機関の混み具合は異常な状況になります。もちろん車の数も多いので、渋滞は避けられません。

この点は日本と大きく異なると思います。あまり仕事の後に同僚と飲み会へ行く、ということも少ないように感じました。仕事の打ち合わせ兼接待ですと、また別のようですが、中国人は家族との時間が一番と考えているようで退社時間が来ると一心不乱に家を目指します。

 

昨日までの当たり前が一日で変化。中国の法制度には常に留意

中国人の勤務態度は日本人と同様真面目ですので一緒に仕事をしていても困ることは殆どありませんでした。中国人だから、日本人だからと区分けをして接し方を変えるのではなく、同じ人間として打ち合わせをすることが仕事の成功の秘訣です。中国人スタッフとの仕事で私自身は失敗したと感じたことはありませんでしたが、他の同僚で起きた失敗事例は次の通りです。
中国人だから日本人の仕事の進め方をきっと理解してくれない、と先入観を出し、日本では一般的な判断になったケースを中国の法制度に反した理解のまま顧客へアドバイスをしてしまいました。一言中国人に相談をすれば解決、もしくは対応の仕方が変わったかも知れません。業務内容について同じ部内であったにも関わらず中国人同僚に相談せずに業務を進めてしまったことで取引先に迷惑をかけてしまいました。確かに日本人同士、日系企業同士での取引にはいつでも日本人ならではのやり方は必要となりますが、中国に存在する企業は中国の法律に則り商業活動をしなくてはならないので、日本の常識や知識では通用しないことも多々あります。中国の法制度は一日で施行され、従来の業務内容の変更を余儀なくされる事態になることもあります。それが長期休暇明けの従業員が休暇から戻っていない状況でも然りです。その様な変化には現地の法制度や情報に詳しい現地スタッフとコミュニケーションを密にとる必要があります。

 

国籍という壁は、仕事の壁ではない

従って、中国人だからきっと日本人の考えは分からないと思い込むのではなく、ローカルスタッフへは相談を兼ねて打ち合わせをする機会は常に設定すべきでしょう。特に同じ部署であれば的確なアドバイスをもらえることもあるでしょう。
中国人も日本人も仕事が出来る人、出来ない人、コミュニケーション能力が高い人、低い人といます。仕事に対する考え方も皆それぞれです。私達が壁を作ってコミュニケーションを絶つのではなく、自ら現地にいるローカルスタッフと話を積極的にするようにしましょう。日本人同僚が多い環境だとなかなか難しいかもしれませんが、現地での成功は現地スタッフ無しでは難しいのが現実です。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その4【郷に入る現採】に続く >>

 

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