現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE01:シンガポール/オフィスマネージャー【どうして現採?】

日本で着実にキャリアを積み重ねてきたM.Nさんは、ご主人の海外駐在に合わせて退職、渡航。ご主人の駐在期間が終了し、日本へ帰った時に、スムーズにこれまでのキャリアを継続できるようにと、将来を見据え、現地採用として就職することを決めました。

 

《M.Nさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:シンガポール
業種:家具の輸出入・販売
職種:オフィスマネージャー
期間:2015年10月-2016年3月
年齢:32歳(就労開始時)
結婚:既婚(女性)

  

積み重ねたキャリアをより高めるために

日本で高めてきたキャリア

私は新卒で東証一部上場の医療機器メーカーへ入社し、6年間は貿易実務や海外調達、4年間は事業企画やアライアンスマネジメントを担当していました。大学の専攻は経営学で入社当時は英語を全く話せませんでしたが、海外取引先とコミュニケーションが必要な仕事についたため、会社に入ってから勉強しました。現在はTOEIC860点で、海外取引先の上位者とメール、電話、Face to faceでミーティングをしたり、契約条件の交渉をできるレベルです。

 

『深夜特急』でアジアに惹かれる

英語ができなかったものの、沢木耕太郎がインドからロンドンまで陸路でバックカパッカーをする『深夜特急』を読んだ影響で、アジアを中心によく一人旅をしていました。日本に住んでいた頃に一人旅をした国は、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、香港、南インド、カンボジアです。特にお気に入りはベトナムで、食べ物が辛すぎず口に合うことと、私の職業病でしょうか?人と交渉することが好きなので、色んな人が商売をしようとどこでもフレンドリーに声をかけてくるところが好きです。

 

ビジネスパーソンとしての市場価値が下がってしまうのを恐れて

シンガポールで働くことになったのは、新婚早々にシンガポールへ赴任になった夫に帯同したからでした。日本で勤めていた会社の部門に属しシンガポールで在宅勤務をすることや、シンガポールの現地法人でインターンシップ生として働くことなどを上司や人事部から提案頂きました。しかし、どれもフルタイムではなく夫の赴任期間は4-5年と長いので、数年も働かないことで社会人としての市場価値が下がるのではないかと感じ、日本で勤めていた会社を退職しシンガポールの現地採用へチャレンジすることにしました。

 

事前情報なしのまま渡航

正直シンガポールへ引っ越しをする前は、転職エージェントから頂いたシンガポールの基本情報(人口、面積、民族比率や給与の相場など)に目を通していたくらいで“都会で何もない国”というイメージしかありませんでした。

(M. N)

 

《略歴》
2005年:関西の医療機器メーカーへ入社
2005年-2010年:貿易実務・海外調達業務担当
2008年4月-2008年9月は、アメリカの現地法人で語学研修
2011年-2015年:事業企画、アライアンスマネジメント担当(Manager)
2015年7月:退職
2015年8月:シンガポールへ引っ越し
2015年10月:日系ベンチャー企業へ就職(Office Manager)
2016年3月:体調不良により退職
2016年4月-2016年7月:見聞を広めるためアジア+オセアニアを一人旅する
現在(2016年9月時点):シンガポールで就職活動中

 

その2【現採のはじめ方】に続く >>

gensaireal.hatenablog.com

 

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