現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE03:ベトナム/営業【どうして現採?】

駅員として安定した仕事に就いていたH.Sさん。一方で、世界に興味があり、半年に一度は海外旅行に出かけていたと言います。30歳を目前に、退屈なまま生きて後悔したくないと、留学経験や英語スキルもないまま退職。現地採用で働くことを決めました。

 

《H.Sさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:ベトナム・ハノイ
業種:運送業
職種:営業
氏名:H.S
年齢:29歳(就労開始時)
期間:2016年6月~就労中(2016年9月時点)
結婚:独身

 

たった一度の人生、どうせなら面白く生きたい

駅員としての安定を捨て、世界に飛び出そうと思った

私は幼少の頃から海外にとても興味を持っていて、理由は分からないのですが、世界の国名と首都名を暗記したり国旗を覚えたりしていた子供でした。しかし高校卒業後は関東の鉄道会社に就職し、駅員として勤務していました。そして30歳を前にして、このまま日本にいて良いのか自問自答していました。駅員で定年まで勤めれば生活は安定しています。しかしそれではたった一度の人生が面白くないと感じるようになり、その気持ちを抑えることが出来ず、約10年間勤めた会社を退社しました 。私は前職時に、海外旅行を半年に1回は行っていたので中学英語程度は話せました。ですので最初はシンガポールやタイで今の英語力を向上させながら仕事をしたいと考えていましたが、せっかくの長い休みがあるので、東南アジアの国々を旅行しようと思い、タイ・ラオス・ミャンマー・マレーシア・シンガポール、ベトナムと色々行きました。そしていざ移住する国を決めようとなった時、当初のタイやシンガポールではなく、私が移住先に決めたのはベトナムでした。

 

ベトナムに決めたのは将来性と国民性

なぜかというと、やはりこれからの面白さと国民性です。ベトナムは国民の平均年齢が27歳というとても若い国です。また、平均月収も3万円程で、日本や韓国、中国の企業がどんどん進出してきています。今後必ず発展していくこの国を見ていく面白さが一番。そして日本人に対してとても明るく親切な国民性には、とても心惹かれました。ホーチミンやハノイの街を見ると、日本の援助で作った道路や橋、学校がたくさんあり、路線バスも援助しています。ですので日の丸の国旗を多く見かけます。ベトナム国民もそのことを知っているので、日本人と分かると、とても親切です。だます人もいますが…。逆に中国人と思われると全然親切にしてくれないです。
また、物価水準もとても安いです。ベトナム名物のフォーが1杯150円ですし、コーラも1缶50円だったり、日本より給料は安くなりますが、日本以上の生活が出来ます。また、日本食もあるのですが、ベトナム料理のほうが私の口に合ったのも決め手です。ベトナム料理は米を主食にし、米の麺を使った料理が多いので、基本的に日本人の口に合います。逆にミャンマーやタイの料理は私の口には全く合いませんでした…。やはりその国の食事が合わないと、ずっとそこに住むことは難しいですね。今は3食ベトナム料理の生活をしています。

(H.S)

 

《略歴》
2005年4月:関東の鉄道会社に入社
2005年-2016年:駅業務担当
2016年3月:退職
2016年4月-5月 : 東南アジアの国々を旅する。
2016年6月:ベトナムの日系企業に就職
現在(2016年9月時点):営業職として日々業務に励んでいる。

 

 その2【現採のはじめ方】に続く>>

 

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