現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE04:タイ/カスタマーサービス【現採後の現採】

現採経験が人生を決断する時の基盤に

タイを離れヨーロッパへ

タイでのお仕事は2013年前に辞めてタイからも離れ、今はヨーロッパに住んでいます。
仕事を辞めたのは、タイに来た当時から「30歳になるまでにタイ以外の他の国に移住する」と自分に約束をしていたためです。私は大学を卒業してすぐ来タイしましたが、タイだけしか知らない状態にしたくなかったこと、アジア以外の違う大陸(ヨーロッパか南米)に移住して、色々な世界を見たいと考えていました。
自分との約束を果たすためにそろそろタイを離れないといけないなーと思っていた頃、休暇中インドを旅行していたときにたまたま今の夫(西洋人)に出会い、半年後仕事もキリがよいところまで働けたので円満退職し、タイを離れました。会社員時代は長く休むことができなかったので、とりあえずヨーロッパを3か月旅行してみました。ヨーロッパ旅行中にいろいろな人に会って話したり、美術館をまわったりしたことで次にやりたいことが見つかり、2年間デザインの学校に通って勉強し、その後結婚に至りました。今は夫と動物たちと共に、ヨーロッパの片田舎に住んでいます。
私自身は数か月ほど前から翻訳などフリーランスの仕事を中心に活動を始めました。タイにいた頃のように現地で就職するかどうかはまだわかりませんが、そうなったとしてもまたタイにいた頃を思い出して1から頑張れると思います。何かを新たに決断するときもバンコクでの経験が後押ししてくれます。

 

インターナショナルな多様性が視野を広げてくれた

タイではインターナショナルな環境に身を置くことで多様性をダイレクトに感じることができ、日本にいるときよりも多くのことを吸収できたような気がします。はるかに視野が広がったと思いますし、また良い意味で距離感を持って日本の良い面や悪い面も捉えることができるようになりました。タイにいる行動派の面白い友人たちに出会えたことも宝です。バンコクでの生活は彼らとの出会いによって活気に充ちていました。苦い経験も沢山ありましたが、それを上回るくらい楽しくキラキラしたタイ生活だったと自信をもって言えます。出会った方々に、そして懐の深い微笑みいっぱいのタイ人とタイ国に感謝しています。
海外での就職は、もちろん簡単なことではありませんが、自分の頭で考えることができ、流されない人であればきっとうまくいくと思います。タイは親日家が多く、日系企業も多く進出していますし、日本人コミュニティもあるのではじめての海外生活に不安な方でも比較的挑戦しやすいのではないでしょうか。
今こうして、バンコクで生活していた当時を書くのは、とても懐かしくまたうれしくも感じます。もし私の経験が、海外での就職を考えている人のきっかけや後押しになれたらとてもうれしく思います。ありがとうございました。

(A.W)

 

《A.Wさんの就労時の基本情報》
◎就労国・都市:タイ・バンコク
◎業種:国際物流、海上輸送、航空輸送、輸出入、通関など
◎職種:カスタマーサービス、営業、マネージメント
◎氏名:A.W 
◎年齢:20代前半(就労開始時)
◎期間:2006年から約7年
◎結婚:独身

 

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