現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE06:中国/営業【現採後の現採】

 中国からシンガポールへ。一歩踏み出すと未来が開ける

お客様のアドバイスでシンガポールへの転職を決意

中国での仕事は楽しく、天職ではないかと思う程でした。ある日お客様の一人から、私が案内していた商品リストを見、「この商品は誰でも売れるし、どこにでも転がっているけれど、この金融商品は日本人では取り扱える人が殆どいない、だからチャレンジ精神があるのであれば、今度はこの金融商品を取り扱う企業へ転職してみればどうだろう」と今後の人生のアドバイスをもらったことがきっかけで転職を考える様になりました。

お客様に勧められた商品について日本語での情報は殆どありませんでしたが、物流の中心地であるシンガポールへ行くのがよい、ともアドバイスをもらいました。このアドバイスがきっかけで退職を決め、シンガポールへ行き、シンガポールで転職活動をしました。そして無事お客様から勧められた金融商品を取り扱う外資系金融機関に勤めることができました。英語も中国語もまだまだですが、中国での勤務で得た『コミュニケーションスキル』を存分に生かして現在も各国で営業活動に励んでいます。

 

結婚、出産が退職理由にならない。ママにやさしい海外事情

海外最初の勤務状況、条件からは飛躍的に業務内容の拡大、給与面が改善されました。英語が出来なくても、中国語が出来なくても諦めずに海外でチャレンジをし続けることで今に至ると思っています。現在子供が一人いますが、あと二人子供を持ちたいと思っています。子供が3人になっても仕事をし続けるのが私の夢です。日本では難しいかもしれませんが、海外では出産をし、子育てをしながら仕事に復帰出来ることを可能にしてくれると信じています 。 

実際に私が滞在した諸外国ではワーキングマザーに対する理解があり、事実沢山の女性同僚が妊娠、出産、仕事復帰を遂げています。日本では大半の友人が結婚若しくは妊娠した時点で退職を決めています。少なくとも私が滞在した国では結婚や妊娠、出産で退職を決める環境ではありませんでした。給与支給の問題ではありません。子供がいても会社がその母親を一人の従業員として見られるか見られないかの違いでしょう。

 

挑戦し続ければ天職にたどり着ける日がくる

海外就職転職は希望もありますが、様々な壁も待ち受けています。それでも負けない強い心を持ってチャレンジをし続ければいつか天職にたどり着ける日がくると思います。様々な会社に勤めましたが、大なり小なり良い面、悪い面があるでしょう。その時は気づきませんが全て将来の糧になったのではと私は考えています。

 

どの国で働くにしても、やっぱり英語

そんな私でも海外へ出る前にもっとしておけばよかったと後悔することは自分の語学力 です。現在の仕事は英語を主に使っていることから日々仕事を通じて英語力が鍛えられています。ですが、やはり海外へ出る前からもっと英語力が身についていればと思うことも常にあります。その様な際に学生時代に英語学習の機会をたくさん与えられていたにもかかわらず英語が苦手と言って勉強を怠けていたのが悔やまれます。少なくとも英語が出来ればどの国でもチャンスはありますので、是非海外就職を検討されている方は今日から英語の勉強にさらに力を入れるか、新たに英語学習に着手することをおすすめします。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

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