現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE06:中国/営業【拝見、現採LIFE- 休日】

 その地に溶け込みながら、暮らしやすい生活をつくっていく

現地での生活が長くなると、自炊に行きつく

食事については勤務開始時は生活が落ち着いていなかったこと、そして何よりもものめずらしさも手伝い、外食が大半でしたが、あまり水や油が体に合わずよくおなかを壊していました。そういった事態が長く続いたこと、経済面を考慮し、中国生活が暫くしてなれた頃には可能な限り自分でお弁当を作って会社へ持っていました。中国人スタッフもお弁当を持ってくるスタッフが多く、会社に一台しかない電子レンジはいつも長蛇の列でした。

 

馴染みになってオマケしてもらう。人情味あふれるところは市場ならでは

日用品の購入はスーパーでしたが、野菜や肉などは市場で購入していました。いつも同じところで買うので何かとオマケをしてもらっていたのも良い思い出です。それ以外の物は会社の近くにあった欧米人御用達の八百屋にて、チーズやスモークサーモン等、普通のスーパーではあまり取り扱っていない欧州からの輸入品を購入していました。
水道水は中国ではそのまま飲めないので、飲料用の水を購入する必要があります。ウォーターサーバーを入手し、水を定期的に購入していました。
コンビニは日系のセブンイレブン、ファミリーマート等が進出しており、おにぎりや日式お弁当が売っていたので、スーパーよりも近くにたくさんあるコンビニへ頻度高く行っていました。

 

休日での市場での買い物が、中国語実践の場に

休日はゴルフを習いにゴルフ教室へ行く等、趣味の時間を持てました。そして中国にはお茶市場、洋服市場、花市場、食器市場等様々な現地の人が行く市場があるので、足を運んでは買い物をしつつ習ったばかりの中国語実践の場を設けていました。

 

情報規制で在住者ブログが見られなくなることも

現地の情報は日本語フリーマガジンがWhenever上海ジャピオンをはじめ、数多く発行されていたので、新しいレストランや国内旅行先等について情報収拾をしていました。沢山の中国滞在者がブログを書いているのでよくブログからも情報収集しましたが、インターネット規制が中国当局によって進められる時期もあり、たまに閲覧禁止となっていまうので、やはり日本語フリーマガジンからの情報収集がメインにしていました。
日本人街と言われるところには住んではいませんでしたが、やはり同僚の殆どが日本人街に住まいを構えていたため、遊びに行くと沢山の居酒屋、日本料理店、カラオケ等を目にしました。日本人学校もあり、日本人用の学習塾もあり、日本で暮らすのと遜色ない環境が出来ていました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

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CASE06:中国/営業【拝見、現採LIFE- 住居】

毎年の家賃交渉、バス移動。馴染んでしまえば快適

基本はシェア。日本語掲示板で情報収集

上海は当時不動産価格がかなりのものでしたので、毎年価格を上げる上げないの交渉が毎年賃貸契約更改時にオーナーとせざるをえない状況でした。
一軒丸々とアパートを借りるのはとても給与ではまかなえなかったので、友人とルームシェアと言う形で2LDKをシェアすることにしました。アパートは一人当たり毎月3000元でした。住まいを探す際は普通は不動産代理店等に依頼するようですが、私は友人が既にアパートに住んでいたところに入ったので、エージェントは通していません。
インターネットの日本語掲示板等で日本人がルームシェアの相手を探していることもありますので、住まいを探す際に一度目を通してみるものよいのではないでしょうか。
なお、どんなに高級アパートへ行っても家のたてつけなど、日本の質の比べ物にならないところが多く、床が真っ直ぐでなかったり壁が崩れたり、至るところに隙間があったりなどと突っ込み所はたっぷりあります。ですので、日本と同様の質を求めながらの住居探しはまず不可能だと思ったほうが良いでしょう。

 

メインはバス利用。確実さを選ぶなら地下鉄

移動手段は基本的に地下鉄かバスです。バスは一律2元ですので、とても安く市内を移動できます。しかしながら通勤中に肉まんを食べている人から肉汁をこぼされて洋服が汚れたり、バスの中にも関わらずゴキブリと遭遇したり、バス自体が故障して仕事に遅刻しそうになったりとちょっとしたアトラクション状態でしたので、確実に安全に目的地にたどり着きたい場合は数元高くても地下鉄で行くことをおすすめします。タクシーはどうかと言いますと、中国語がしゃべれないとコミュニケーションは取れませんし、道を知らないタクシードライバーが多かったりぼったくりタクシーにあうこともありますので、私はあまり利用しませんでした。

 

現地の人はむしろ親切

治安面は当時問題を感じることはありませんでした。一度タクシーを利用した際に財布を忘れてしまったことがありますが、次に乗ってきた乗客が私の財布をとっておいてくれ、財布の中に入っていた私の連絡先に連絡を入れてわざわざ届けてもらいました。
スリなどは当時から多くいるといわれていましたが、数年滞在した中でスリを体験したのは一度だけですんでいます。当時流行っていたipodで音楽を聴いていたところ、突然音楽が聞こえなくなったのでipodの上体を確認しようとポケットからipodを出そうとしたところ、イヤフォンの先についていたはずのipodがなくなっていました。どうやらこのようなスリは流行っていたようで、同僚も何人か同じような状況でMP3プレーヤー等スリにあっていました。どうやら旧正月前にこういったスリの犯罪が頻発する様です。都市部へ出稼ぎに来ている地方の労働者が地元へ帰る資金を必要としていると聞きましたが、真偽の程は現在も不明です。
中国へ来る前は反日のニュースなどを耳にしていましたが、私が滞在した時期は特に日中間において友好的な時期であったこと、また、日本文化・製品が大ブームであったことから逆に日本人であると分かると日本について色々質問をされるほど友好的でした。夜も一人で歩いていても危険を感じることはありませんでした。もちろん夜一人歩きする場所は明るい場所、人通りがある場所を選んでいました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

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CASE06:中国/営業【郷に入る現採】

国よりも、仕事ができる、できないのちがいの方が大きい

毎日ノー残業。終業の5分前から退社スタンバイ

私が勤務した会社でもそうでしたが、まず残業はしません。むしろ退社時間5分前には大半の人が今日の仕事を終了し、すぐに退社出来る様、机の上と周りを整頓し、タイムカードを押す準備をします。そして退社時間になると一斉に帰ります。そうなると一般的な退社時間は17時から18時の間ですので、この時間帯の公共交通機関の混み具合は異常な状況になります。もちろん車の数も多いので、渋滞は避けられません。

この点は日本と大きく異なると思います。あまり仕事の後に同僚と飲み会へ行く、ということも少ないように感じました。仕事の打ち合わせ兼接待ですと、また別のようですが、中国人は家族との時間が一番と考えているようで退社時間が来ると一心不乱に家を目指します。

 

昨日までの当たり前が一日で変化。中国の法制度には常に留意

中国人の勤務態度は日本人と同様真面目ですので一緒に仕事をしていても困ることは殆どありませんでした。中国人だから、日本人だからと区分けをして接し方を変えるのではなく、同じ人間として打ち合わせをすることが仕事の成功の秘訣です。中国人スタッフとの仕事で私自身は失敗したと感じたことはありませんでしたが、他の同僚で起きた失敗事例は次の通りです。
中国人だから日本人の仕事の進め方をきっと理解してくれない、と先入観を出し、日本では一般的な判断になったケースを中国の法制度に反した理解のまま顧客へアドバイスをしてしまいました。一言中国人に相談をすれば解決、もしくは対応の仕方が変わったかも知れません。業務内容について同じ部内であったにも関わらず中国人同僚に相談せずに業務を進めてしまったことで取引先に迷惑をかけてしまいました。確かに日本人同士、日系企業同士での取引にはいつでも日本人ならではのやり方は必要となりますが、中国に存在する企業は中国の法律に則り商業活動をしなくてはならないので、日本の常識や知識では通用しないことも多々あります。中国の法制度は一日で施行され、従来の業務内容の変更を余儀なくされる事態になることもあります。それが長期休暇明けの従業員が休暇から戻っていない状況でも然りです。その様な変化には現地の法制度や情報に詳しい現地スタッフとコミュニケーションを密にとる必要があります。

 

国籍という壁は、仕事の壁ではない

従って、中国人だからきっと日本人の考えは分からないと思い込むのではなく、ローカルスタッフへは相談を兼ねて打ち合わせをする機会は常に設定すべきでしょう。特に同じ部署であれば的確なアドバイスをもらえることもあるでしょう。
中国人も日本人も仕事が出来る人、出来ない人、コミュニケーション能力が高い人、低い人といます。仕事に対する考え方も皆それぞれです。私達が壁を作ってコミュニケーションを絶つのではなく、自ら現地にいるローカルスタッフと話を積極的にするようにしましょう。日本人同僚が多い環境だとなかなか難しいかもしれませんが、現地での成功は現地スタッフ無しでは難しいのが現実です。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

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CASE06:中国/営業【現採の仕事場】

日本人が顧客のビジネスの場合、語学力なしでも問題なし

社内も社外もコミュニケーションは日本語

業務内容は金融商品を日系企業へ販売する営業部署に所属し、各日系企業の日本人責任者と面談を進め、適切な商品案内をすることです。社外では日本語しか使いませんでしたので、業務自体も苦労することは言語面で無かったと言っても過言ではありません。唯一問題だったのはタクシーで移動する際にタクシー運転手へ行き先を上手く伝えられるかという点くらいでした。
また、社内では大半の従業員が中国人でしたが、8割以上は日本語がしゃべれる中国人スタッフだったのでやはり言語面で苦労することはありませんでした。実際会社から求められたスキルはエクセル、パワーポイント、正しい日本語の使い方、日本式のビジネスマナー程度でした。

 

残業ほとんどなし、無料の中国語教室あり

勤務時間は9時から17時半という至って中国では普通の勤務時間設定でした。また、勤務終了後は会社で無償提供している中国語教室が記載されていたことから残業をすることも殆ど有りませんでした。出張するような業務も無く、市内での面談後、社内の他部署へ顧客からの依頼事項を渡すということが大半の業務です。その後の顧客へのサービスは日本語の話せる中国人スタッフと同行での顧客訪問でしたが、金融商品についてのさらなる説明は中国の法律を良く理解している中国人が説明を行なうという区分けが比較的明確に作られていたので、私は導入までを担当していることになります。
セミナーの開催、会合の手配なども中国人スタッフの手や知識を借りながら進めることができ、総じて楽しく仕事が出来たのは同僚に恵まれたのだと思います。

 

同僚の指導で国内旅行ができるまでに中国が上達

言語の習得レベルはインターン開始後、数週間で中国語が一切できなかったところから買い物ができる程度までにはなりましたが、意思疎通に最も大切であるピンイン習得が全く前に進まず、なかなか普通会話が出来るまで中国語力が身に付かない状態でした。それでも社内にいた中国人同僚が一生懸命中国語を教えてくれたこともあり、数ヵ月後にはなんとか中国国内を一人で遠出できるようになりました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

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CASE06:中国/営業【現採のはじめ方】

現地での適応力が評価され、未経験ながら好待遇で転職に成功

人材紹介会社を通して、トントン拍子に内定

私が実際お世話になったのはMECCAという人材派遣会社です。他にいくつか人材会社へ登録しましたが、対応が丁寧だったインテリジェンス中国も記憶に残っています。
さて、応募方法ですが、まずオンライン問い合わせフォームで就職希望先の企業へ自分の履歴書を提出し、先方からの連絡を待ちます。まず、MECCAの担当者との面談後、求人募集をしている企業について紹介をされます。そこで気になる企業へ応募をさせてもらいます。書類審査開始となりますので、しっかりとした履歴書を用意しておく必要があります。
私がその際に応募を希望したのは日系金融機関の営業でした。MECCA担当者のサポートもあったことで書類審査が無事通り、面接ということになりましたが、私は既に中国にてインターンシップ中であったことからインターンシップ業務終了後面接に行きました。面接は直属の上司と配属予定となる部門長の2回の面接でした。2次面接が最終面接となり、無事合格したので、採用決定ということになりました。
一般的には転職活動にあたるので、前職の話について説明をするかと思います。しかしながら私自身の就業期間が短かったこと、応募した企業や職種については全く以前関わりがなかったことから前職について等は質問されることはありませんでした。どちらかと言うと人格、そしてコミュニケーション能力と中国における適応能力について確認されていたので、面接の内容を振り返ると世間話に近い内容の話をしていたように感じます。

 

給与も福利厚生も充実。現地スタッフのフルサポートで手続きもスムーズ

給与は交通費や食費等を含め額面14,000元(日本円で約20万円)でした。待遇としては住宅手当として5,000元(日本円で約7万円)支給され、中国語が一切話せないスタッフへは無料中国語教室を勤務時間後若しくは朝就業開始前に提供してもらっていたので、まさに学びながら働くという環境を兼ね備えていました。また、他に携帯と通信費用についても会社に負担をしてもらい、保険に関しては会社で全社員が加入しているものに健康保険にも加入することになりました。
内定後、すぐに就業許可証が採用企業から発行され、ビザ申請の手続きに入りました。インターンシップが終了し、就業開始までに少し日時が取れたことから日本へ一時帰国することにしました。
日本一時帰国中も採用企業の中国人人事担当が就業ビザの手配を進め、私の日本の自宅へ就業ビザを郵送してもらったので、実際どこかの窓口で担当者と直接交渉をしなければならない事態にはならずにほっとしたのを記憶しています。それから、就業ビザを受領し、中国に戻りました。その後も外国人が中国にて就業ビザを維持する上で必要な健康診断等も全て中国人の人事担当者の付き添いで行われ、スムーズに進みました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その3【現採の仕事場】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【どうして現採?】

中国での経験を買われ、シンガポールへ転職し、その後ドイツへ赴任と順調にキャリアを積んでいったコウキさん。実は、彼女のスタートは、インターンシップ。 未経験、語学力なしから、一体どのようにキャリアを築いていったのでしょうか。

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

 伸び悩む日本より勢いの中国

学生時代の留学生との交流がきっかけで世界へ旅に出る

私が海外で勤務を始めるきっかけとなったのは、やはり大学卒業後に世界各国を旅したことが大きなきっかけです。卒業論文作成時に配属された研究室に沢山の外国人の留学生がいたことが日本以外の国を見たいと思い、海外へ旅に出ました。旅に出る前に既に内定が決まっていた会社へ日本へ帰国した際に入社しましたが、その後会社の業績悪化が顕著であったことも海外への就職をしようかどうか迷っている背中を押した材料であることは間違いありません。

 

経験なし、語学力なし。インターンシップからスタート

しかしながら、海外への就職をしようとしても就業実績もなければ英語検定2級は取得していたものの、簡単な英会話すら出来ない状態ですので、仕事を探し、就職をするというのはなかなか大変でした。そこで私は海外で就職前にインターンシップという学びながら働き、給与が与えられる制度が設けられていることを世界を旅している最中に知り、自分の技術を少しでも伸ばすためインターンシップから開始しました。その際に中国就職・転職情報が多く記載されているカモメ中国です。そこで見つけたのが中国で中国語不要・日本語不要というインターンシップです。数ヶ月のインターンシップ後、日系金融機関にて企業営業担当として勤めることになりました。

 

世界中で目にしたMade in Chinaのパワーを体感したい

私自身は世界各国を旅した際は約30カ国を訪問していますが、中国は実は一度も行ったことはありませんでした。中国語が母国語として話されている国を訪問したのは香港、台湾ぐらいで、中国本土へは足を踏み入れたことがないという事前滞在が一切無い国での初の海外就職です。
どの国に滞在していてもMade in Chinaの製品が多く出ており、中国は世界の工場であると思い知らされました。また、中国経済が大きく伸びている時期だったので、隣国である中国がどのような国か体感すべく現地で仕事をしてみようと考えたのが中国渡航の大きな理由です。
無事インターンシップで中国生活に慣れ、正社員として日系金融機関に採用されたのは中国の景気を肌で感じることになり、その後の人生に大きく影響することになりました。

(コウキ)

 

《略歴》
2006年:大学卒業後、海外周遊旅行に出る
2007年:日本で就職したが、会社の業績悪化が鮮明であったことから半年で退職。
2008年-2010年:IT系企業でインターンを終了後、金融業にて企業営業担当
2010年:再度海外周遊旅行に出る
2011年-2012年:シンガポールにて人事企業にて企業営業担当、その後商社で非日系企業営業担当。
2012年から現在:シンガポールにて転職し、再度金融業にて地域統括企業営業担当マネージャーとして勤務中

 

その2【現採のはじめ方】に続く >>

 

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海外就職に「逃げるは恥だが役に立つ」~現採はアリかナシか~

あなたはいま日本でどの位置? 

現地採用は、得か損か。はたまたアリかナシか。海外での就職を転職の一つの選択肢とするのであれば、さまざまな要因を考慮すべきです。しかし、ネット上には、いい、悪い、両方の意見があり、簡単に結論は出せませんよね。

 

ベトナムで現地採用として働く私が考える、判断基準は、ただ一つ。 

「あなたがいま、日本でどのポジションにいるのか」

 例えば以下のような人は現地採用を選ぶメリットは何もありません。
(そもそも選択肢に入らないでしょうが。。)

◎一部上場企業、またはそれに準じる企業で十分な給与と手当を得ている方。
◎規模は大きくなくても労働環境がいい、ホワイト企業に勤めている方。
◎結婚して、子どもを抱えている方、住宅ローンがある方。

日本で相対的に恵まれた環境にある、
もしくは抱えているものが多く、リスクが高い、という方は不向きです。

アジア圏の現地採用では、明らかに条件がダウンするからです。
現地の物価水準に設定された給与、社会保険や年金のない状態では、
とうてい現在の生活レベルを維持することはできません。

 

では、どんな人が当てはまるのか?乱暴に言ってしまえば、

「日本での年収が300万円以下」

がボーダーになるでしょうか。なおかつ、下記に当てはまる人

◎ブラック企業でのサービス残業に疲弊し、「もうムリ」な人
→変な気を起こす前に日本を脱出してください。 

◎派遣社員、またはバイトで、経済的な保障がなく、
 日本にいながら、すでに待遇が東南アジアな人
プレッシャー、ストレスが確実に軽減される分マシです。
 物価が安い国が多いので可処分所得は上がるかもしれません。

◎公務員など安定した仕事に就いているが、
 退屈で、今後30年もガマンならない人
まちがいなく、刺激が多いです。ただし、自分の道は切り拓いてください。
 それもまた楽しいと感じられることが大切です。

◎就活で納得のいく結果を得られず、自信をなくしている新卒者
頑張ったあなたは、決してダメではありません。
 アジアの日系企業は人手が不足しています。
(ただ、ブラック会社でもなんでも日本で一度、死ぬほど働くことをおススメします)

 ◎とにかく海外で働きたい人。
こういう方は、そもそも日本での転職と天秤にかけないと思いますが。

 注)今回は、20代、30代の悩めるサラリーマンの転職の選択肢としての現地採用就職をテーマとしているため、日本で立派に定年まで勤め上げ、その経験を買われて現地採用で工場長や拠点長として迎えられるような方、または現地妻をめとり、永住する方は含まれておりません。
あと、ここでは現地採用就職で現地で定年まで働くことを想定していません。まずは、1~3年働いてみて、日本に帰るか、そのまま続けるか決めればいい。あくまで経験としての現地採用就職です。


どうでしょう。現地採用就職が現実味を帯びてきたでしょうか。
日本の厳しい環境で働き、疲弊している方に向けて、私が送りたい言葉は、 

「Szégyen a futás, de hasznos.」
(恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切) 

というハンガリーのことわざ。(某ドラマより拝借)
「逃げる」の代わりに「避難」でもいいし、「リハビリ」でもいいでしょう。

 

日本だけの限られた選択肢の中で、自分自身を追い込まなくてもいいと思うのです。
一生懸命働いているのに、苦しいなら、それはあなたに合っていないのかもしれません。
働きやすい、生きやすい場所を探してみてもいいのではないでしょうか。
もっと視野を広げてみれば、ずっと気持ちが楽になるはず。

海外就職なんて、どうなるか分からない?
でも、それは次の会社がいい会社かどうか、入社しないと分からないのと同じです。

長い一生の1~3年なんて、自分で考えるほど、大きなものではありません。
手を抜かなければ、キャリアを棒に振るなんてこともありません。
婚期を逃すこともないでしょう(そうでもないか)。 

と、求職者の売り手市場であるベトナムで就活し、就労している私は思います。

 

さあ、あなたにとって、現採はアリ?ナシ?、どちらでしょうか。

 

(ブログ運営者 マツ)