現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE07:タイ/ホテル・フロント【どうして現採?】

大学時代の交換留学を機に英語の必要性を痛感。語学留学を目標としたSさんは、3年間働いて資金を準備、満を持してオーストラリアへ。語学学校で身に付けた英語力を実践で生かすべく、現地での就職を決めます。その後どんな進路を歩んだのでしょうか。

 

《Sさんの就労時の基本情報》
◎就労国:タイ・バンコク
◎業種:ホテル
◎職種:ホテルフロント
◎期間:2014年9月-2016年8月
◎年齢:26歳(就労開始時)
◎結婚:独身(男性)

 

自分の気持ちに従い、十分な準備をして海外へ

3年間の社会人経験を経て念願のオーストラリア留学

大学時代に、英語力を身につけると今後の人生において可能性が広がると感じた出来事がありました。タイの協定校に交換留学を使い、1ヵ月タイで過ごしたことです。通学中や大学キャンパス内の移動時に現地学生から英語で話しかけられることがあったのですが、当時の英語力はゼロに等しかったのでコミュニケーションを取ることが出来ず、悔しい思いをしました。

大学卒業と同時に英語圏へ留学したい気持ちがありましたが、当時は就職氷河期と言われており、内定も獲得していたことから日本で社会経験を積みながら留学費用を貯める方向で就職しました。しかしながら、留学したい気持ちは就職後3年経っても変わらず、費用も順調に貯まっていったので3年間働き、出発しました。

オーストラリアを選んだ理由は、同じ大学の仲が良かった友人が1年休学し、オーストラリアへ留学していたので現地情報をたくさん得ることが出来たからです。渡航先として、温暖な気候のアメリカ西海岸も候補にありましたが、オーストラリアはアルバイトで小遣い稼ぎが出来ると友人から聞いて、興味を持ちました。(アメリカは当時、就労不可でした)

 

さらなる英語力アップのため、現地で働くことを決める

オーストラリアに長期留学していたので、更なる英語実務経験を積むことに興味がありました。現地の語学学校を卒業前に、当時通っていた学校よりホテルを紹介してもらうことができ、レストランと客室点検を実際に担当し英語によるコミュニケーションに関しては渡航期間で自信が付きました。

 

オーストラリア留学でTOEIC480が800に

出発1年程前から独学で勉強を始めました。TOEICブリッジという易しめのテキストを使用し、中学レベルの英語から復習しました。5W1Hが聞き取れるようにリスニングの練習を主にやっていました。留学を終える前に、どのくらい点数が取れるか楽しみで再度TOEICに挑戦しましたが、リーディングは最後まで解き終えずに終了。TOEICは読むスピードも大切ですね。

 

1ヵ月の短期留学とオーストラリア留学で自然とタイ人と仲良くなる

大学時代に協定校のタイの大学へ交換留学を使い、1ヵ月、日本語教師の補助を行いました。大学の卒業旅行では当時、人気のあったインドとタイに友人とバックパッカ―しました。交換留学時に、タイ人の友人を作っていたので1ヵ月ではありましたがタイ人のゆったりとした雰囲気は好きでしたね。オーストラリアでも語学学校で多数のタイ人の学生がいたので、自然と仲良くなりました。自分にとって何となくですが、癒される存在でした。

(S)

 

《略歴》
2010年3月:関西の私立大学を卒業(文系)
2010年4月:関西のリゾートホテルへ入社
2010年-2013年:ホテルフロント、ベルボーイ、予約業務担当
2013年3月:退職
2013年4月:オーストラリアへ渡航
2013年4月-2013年9月:現地の語学学校で一般英語・ホテル英語を学ぶ
2013年10月-2014年8月:現地のシティホテルで就労(レストラン・ウエイター)
2014年9月:タイへ渡航
2014年9月:タイ・バンコクのシティホテルへ入社
2016年8月:退職し、帰国
2016年9月-現在:フリーランスとして在宅勤務(主に日英翻訳)

 

その2【現採のはじめ方】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【現採後の現採】

 中国からシンガポールへ。一歩踏み出すと未来が開ける

お客様のアドバイスでシンガポールへの転職を決意

中国での仕事は楽しく、天職ではないかと思う程でした。ある日お客様の一人から、私が案内していた商品リストを見、「この商品は誰でも売れるし、どこにでも転がっているけれど、この金融商品は日本人では取り扱える人が殆どいない、だからチャレンジ精神があるのであれば、今度はこの金融商品を取り扱う企業へ転職してみればどうだろう」と今後の人生のアドバイスをもらったことがきっかけで転職を考える様になりました。

お客様に勧められた商品について日本語での情報は殆どありませんでしたが、物流の中心地であるシンガポールへ行くのがよい、ともアドバイスをもらいました。このアドバイスがきっかけで退職を決め、シンガポールへ行き、シンガポールで転職活動をしました。そして無事お客様から勧められた金融商品を取り扱う外資系金融機関に勤めることができました。英語も中国語もまだまだですが、中国での勤務で得た『コミュニケーションスキル』を存分に生かして現在も各国で営業活動に励んでいます。

 

結婚、出産が退職理由にならない。ママにやさしい海外事情

海外最初の勤務状況、条件からは飛躍的に業務内容の拡大、給与面が改善されました。英語が出来なくても、中国語が出来なくても諦めずに海外でチャレンジをし続けることで今に至ると思っています。現在子供が一人いますが、あと二人子供を持ちたいと思っています。子供が3人になっても仕事をし続けるのが私の夢です。日本では難しいかもしれませんが、海外では出産をし、子育てをしながら仕事に復帰出来ることを可能にしてくれると信じています 。 

実際に私が滞在した諸外国ではワーキングマザーに対する理解があり、事実沢山の女性同僚が妊娠、出産、仕事復帰を遂げています。日本では大半の友人が結婚若しくは妊娠した時点で退職を決めています。少なくとも私が滞在した国では結婚や妊娠、出産で退職を決める環境ではありませんでした。給与支給の問題ではありません。子供がいても会社がその母親を一人の従業員として見られるか見られないかの違いでしょう。

 

挑戦し続ければ天職にたどり着ける日がくる

海外就職転職は希望もありますが、様々な壁も待ち受けています。それでも負けない強い心を持ってチャレンジをし続ければいつか天職にたどり着ける日がくると思います。様々な会社に勤めましたが、大なり小なり良い面、悪い面があるでしょう。その時は気づきませんが全て将来の糧になったのではと私は考えています。

 

どの国で働くにしても、やっぱり英語

そんな私でも海外へ出る前にもっとしておけばよかったと後悔することは自分の語学力 です。現在の仕事は英語を主に使っていることから日々仕事を通じて英語力が鍛えられています。ですが、やはり海外へ出る前からもっと英語力が身についていればと思うことも常にあります。その様な際に学生時代に英語学習の機会をたくさん与えられていたにもかかわらず英語が苦手と言って勉強を怠けていたのが悔やまれます。少なくとも英語が出来ればどの国でもチャンスはありますので、是非海外就職を検討されている方は今日から英語の勉強にさらに力を入れるか、新たに英語学習に着手することをおすすめします。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

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CASE06:中国/営業【ツアーガイドby現採】

ディープに楽しむ上海の市場めぐり

まずは定番『豫園』、『フランス租界エリア』

現地での観光先は豫園の様な歴史的建造物を始め、フランス租界エリアなど歴史的な背景を持つ場所もさることながら、やはり外灘、南京路のおしゃれなレストラン街、買い物街上海の王道観光スポットになります。

 

掘り出し物なら、洋服卸市場『七浦路服飾市場』

上海に来て数週間も経つとさすがに同じ場所にいくのに飽きてくるので地元の人であふれるようなディープな場所へ行くようになります。洋服の卸市場である七浦路服飾市場はおすすめです。全く日本語、英語の通じない雑多とした建物が何軒か建っており、その中では所狭しと服飾、その他雑貨が売られています。市場内は乾燥することから飲み物も売られていますが、きゅうりも水分補給用のスナックとして売られていたりなかなか観光地では見受けられない光景が広がります。卸売り業者との値段交渉は中国語のみになること、外国人であることがわかると値段をふっかけられますので交渉が大変ですが、おもしろいものや掘り出し物が見つかるので毎週末通った場所です。

 

いろいろ試飲できるお茶市場

服飾だけでなく、お茶の市場も上海市内にはいくつかあるので、年に何回か家で飲むお茶を買いに足をのばしまいした。お茶市場では運がよければ日本語、英語は通じますし、気になるお茶を次々と試飲させてくれるので飽きることがありません。

 

上海蟹をたらふく『銅川水産市場』

また、市内中心から少し離れたへは秋に社員旅行で上海蟹を食べに日帰り旅行に行きましたが、一面上海蟹を取り扱っており、次から次へと高級車が載りつけ、上海蟹を買い付けている様子は圧巻でした。当時からこの市場は移転するという話が出ていましたので、今では既に移転し、銅川水産市場は存在しないのではないかと思います。

 

韓国、台湾、東南アジアは国内旅行感覚

連休中には良く中国近隣諸国であるベトナム、韓国、台湾、香港等へ海外旅行へ行くようにしていましたが、大勢の中国人も連休中は同様に海外旅行を計画しているのであっという間に連休前後の日程で飛行機のチケットは売切れてしまいますし、残っていても高額になってしまいます。ですので、飛行機のチケットを含め、海外旅行の手配は早めにはじめないといけません。
中国からだと隣国の韓国へ一泊二日で旅行に行ったり、寒い時期はタイ等の南国へ旅行していました。連休中の旅行だと旅行先にもやはり中国人が多く訪問しているので時には中国国外から出たのだろうかと困惑してしまうほどでした。 

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その10【現採後の現採】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【現採の家計簿】

物価高上海でも、日本よりまだまだ安い

自炊と公共交通機関で生活費1000元

一ヶ月の生活費は家賃や光熱費を除いて、ではありますが頑張れば1000元で収まります。自炊を主にして一日20元程でおさめていたので、一ヶ月で約600元程でした。週に一回外食をしていましたが、一人当たり30元から100元でしたので、残りが公共交通機関のみを使うようにすることで、毎日使う交通費を捻出できていました。

仮に外食の頻度とタクシーを利用する頻度を高めても2000元程で収まるので、3000元の家賃を払っても5000元程度の給与で暮らしていけます。一般的に言えるのは自由に使えるお金が月に3000元程あると外食も多く出来、毎日のタクシー利用や交際費も十分カバーが出来、ゆとりのある生活が出来ます。

なお、家賃ですが私はルームシェアをしていたので3000元で済みましたが、一般的には5000元以上でアパートを一人で借りれるとのことでした。従って誰かとルームシェアをしたくないのであれば家賃に関しては5000元以上と見ていたほうが良いでしょう。光熱費は比較的安いので心配する必要はありません。インターネットに関しては大家さんが既に入ってくれていることが多いので家賃に既に含まれているケースが多いです。

物価は中国国内で随一高いとは言われている上海ですが、それでも公共交通機関をはじめ日用雑貨、食料品は安く押さえることが出来たのが幸いして中国最初の数ヶ月はなんとかやりくりが出来ました。

 

手放せない中国版デビットカード、銀連カード

中国に来てすぐに現地通貨である人民元で当面の生活費を支給されていたので日本円から人民元へ換金することのありませんでした。また、日本一時帰国時や諸外国旅行時は銀連カードという中国のデビッドカードがあり、普通預金口座から日本の提携先ATMから殆ど手数料なしで直接日本円で銀行窓口から引き出せていたので、両替をする必要は一切ありませんでした。現金を持ち運ばなくて良い銀連カードにはとても助けられました。

 

偽札にご用心

さて、中国では特に市場に最も流通している高額紙幣である100元をはじめ、偽札が出回っていることも多くあるので気をつける必要があります。本物と偽者の紙幣の見分け方については中国へ着いてからすぐに同僚や友人から教えてもらうようにしましょう。また、どうしても換金の必要がある場合は目の前で両替、偽札検査をしてくれるところで換金するようにしましょう。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その9【ツアーガイドby現採】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【一時帰国の現採】

最大のミッションは、同僚への調達

コストも含めて身近な中国。週末利用で帰国

日本一時帰国は半年に一回のペースでした。中国と日本間のフライトは数多く、かつ安いのであまりコストや時間を気にせず帰ることが出来ます。2泊3日程度の週末に一日つけたスケジュールでした。
帰国の際に必ずすることは下記の通りです。
・美容室へ行って髪の毛を切り、トリートメントをする
・脱毛サロンで定期的に脱毛する
・化粧品や食料品を買いに行く
・中国人や日本人の同僚から頼まれた買い物をする
この中で一番時間が取られたのは同僚から頼まれた買い物リストをこなす事です。同僚から頼まれた買い物リストが粉ミルクや化粧水ボトル、頭皮対策用シャンプー等重いものが多かったので持ち帰るのに苦労しました。多い時には5~6人の同僚から日本からの買出しを依頼されました。

 

滞在中は、美容と食がメイン

中国にも日系美容室はありますが、やはり日本の美容室のほうが安く、それでいて技術も素晴らしいので、中国ではなく日本へ帰った際に髪の毛を切るようにしています。また中国での水質が異なるせいか、髪が荒れるので定期的なトリートメントが必須です。
脱毛サロンも中国にある様ですが、衛生面が不安だったので日本帰国時に予約をして通っていました。自分にあう化粧品が日本でしか販売されていなかったので、日本一時帰国時に半年分買い込みます。
また、日本の食材は中国でも販売されていますが、日本で販売されている倍以上の値段がすることがあるので、調味料等を含め、日本から持ってこれるだけ持ってくるようにしています。

 

おいしい料理とお土産で帰りはいつもパンパン

もちろん買い物の合間合間に日本にいる友人達とランチやお茶をして近況報告をし合っていましたが、その際もなるべく日本料理が食べれるところで集合していました。中国でも沢山の日本料理屋がありますが、日本国内の日本料理屋が一番です。寿司、ラーメン、居酒屋と食べ続け、日本酒や焼酎もたらふく飲んでくるので、日本滞在数日間のうちに体重が急激に増加します。
既にスーツケースの重量はぎりぎりなので、お土産は最後に空港でチェックインした後に購入します。その際もタバコ購入を同僚に依頼されているのでタバコ購入、日本の漫画が好きな中国人同僚には日本の漫画を本屋で購入し、抱えきれる限界の荷物を両手に抱え飛行機に乗って中国へ戻っていました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その8【現採の家計簿】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【拝見、現採LIFE- 休日】

 その地に溶け込みながら、暮らしやすい生活をつくっていく

現地での生活が長くなると、自炊に行きつく

食事については勤務開始時は生活が落ち着いていなかったこと、そして何よりもものめずらしさも手伝い、外食が大半でしたが、あまり水や油が体に合わずよくおなかを壊していました。そういった事態が長く続いたこと、経済面を考慮し、中国生活が暫くしてなれた頃には可能な限り自分でお弁当を作って会社へ持っていました。中国人スタッフもお弁当を持ってくるスタッフが多く、会社に一台しかない電子レンジはいつも長蛇の列でした。

 

馴染みになればオマケも。人情味あふれるところは市場ならでは

日用品の購入はスーパーでしたが、野菜や肉などは市場で購入していました。いつも同じところで買うので何かとオマケをしてもらっていたのも良い思い出です。それ以外の物は会社の近くにあった欧米人御用達の八百屋にて、チーズやスモークサーモン等、普通のスーパーではあまり取り扱っていない欧州からの輸入品を購入していました。
水道水は中国ではそのまま飲めないので、飲料用の水を購入する必要があります。ウォーターサーバーを入手し、水を定期的に購入していました。
コンビニは日系のセブンイレブン、ファミリーマート等が進出しており、おにぎりや日式お弁当が売っていたので、スーパーよりも近くにたくさんあるコンビニへ頻度高く行っていました。

 

休日での市場での買い物が、中国語実践の場に

休日はゴルフを習いにゴルフ教室へ行く等、趣味の時間を持てました。そして中国にはお茶市場、洋服市場、花市場、食器市場等様々な現地の人が行く市場があるので、足を運んでは買い物をしつつ習ったばかりの中国語実践の場を設けていました。

 

情報規制で在住者ブログが見られなくなることも

現地の情報は日本語フリーマガジンがWhenever上海ジャピオンをはじめ、数多く発行されていたので、新しいレストランや国内旅行先等について情報収拾をしていました。沢山の中国滞在者がブログを書いているのでよくブログからも情報収集しましたが、インターネット規制が中国当局によって進められる時期もあり、たまに閲覧禁止となっていまうので、やはり日本語フリーマガジンからの情報収集がメインにしていました。
日本人街と言われるところには住んではいませんでしたが、やはり同僚の殆どが日本人街に住まいを構えていたため、遊びに行くと沢山の居酒屋、日本料理店、カラオケ等を目にしました。日本人学校もあり、日本人用の学習塾もあり、日本で暮らすのと遜色ない環境が出来ていました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その7【一時帰国の現採】に続く >>

 

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CASE06:中国/営業【拝見、現採LIFE- 住居】

毎年の家賃交渉、バス移動。馴染んでしまえば快適

基本はシェア。日本語掲示板で情報収集

上海は当時不動産価格がかなりのものでしたので、毎年価格を上げる上げないの交渉が毎年賃貸契約更改時にオーナーとせざるをえない状況でした。
一軒丸々とアパートを借りるのはとても給与ではまかなえなかったので、友人とルームシェアと言う形で2LDKをシェアすることにしました。アパートは一人当たり毎月3000元でした。住まいを探す際は普通は不動産代理店等に依頼するようですが、私は友人が既にアパートに住んでいたところに入ったので、エージェントは通していません。
インターネットの日本語掲示板等で日本人がルームシェアの相手を探していることもありますので、住まいを探す際に一度目を通してみるものよいのではないでしょうか。
なお、どんなに高級アパートへ行っても家のたてつけなど、日本の質の比べ物にならないところが多く、床が真っ直ぐでなかったり壁が崩れたり、至るところに隙間があったりなどと突っ込み所はたっぷりあります。ですので、日本と同様の質を求めながらの住居探しはまず不可能だと思ったほうが良いでしょう。

 

メインはバス利用。確実さを選ぶなら地下鉄

移動手段は基本的に地下鉄かバスです。バスは一律2元ですので、とても安く市内を移動できます。しかしながら通勤中に肉まんを食べている人から肉汁をこぼされて洋服が汚れたり、バスの中にも関わらずゴキブリと遭遇したり、バス自体が故障して仕事に遅刻しそうになったりとちょっとしたアトラクション状態でしたので、確実に安全に目的地にたどり着きたい場合は数元高くても地下鉄で行くことをおすすめします。タクシーはどうかと言いますと、中国語がしゃべれないとコミュニケーションは取れませんし、道を知らないタクシードライバーが多かったりぼったくりタクシーにあうこともありますので、私はあまり利用しませんでした。

 

現地の人はむしろ親切

治安面は当時問題を感じることはありませんでした。一度タクシーを利用した際に財布を忘れてしまったことがありますが、次に乗ってきた乗客が私の財布をとっておいてくれ、財布の中に入っていた私の連絡先に連絡を入れてわざわざ届けてもらいました。
スリなどは当時から多くいるといわれていましたが、数年滞在した中でスリを体験したのは一度だけですんでいます。当時流行っていたipodで音楽を聴いていたところ、突然音楽が聞こえなくなったのでipodの上体を確認しようとポケットからipodを出そうとしたところ、イヤフォンの先についていたはずのipodがなくなっていました。どうやらこのようなスリは流行っていたようで、同僚も何人か同じような状況でMP3プレーヤー等スリにあっていました。どうやら旧正月前にこういったスリの犯罪が頻発する様です。都市部へ出稼ぎに来ている地方の労働者が地元へ帰る資金を必要としていると聞きましたが、真偽の程は現在も不明です。
中国へ来る前は反日のニュースなどを耳にしていましたが、私が滞在した時期は特に日中間において友好的な時期であったこと、また、日本文化・製品が大ブームであったことから逆に日本人であると分かると日本について色々質問をされるほど友好的でした。夜も一人で歩いていても危険を感じることはありませんでした。もちろん夜一人歩きする場所は明るい場所、人通りがある場所を選んでいました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その6【拝見、現採LIFE- 休日】に続く >>

 

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