現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE03:ベトナム/営業【拝見、現採LIFE- 住居】

ローカル不動産屋のおばちゃんのバイクで物件巡り

ベトナムでの物件選びで確認したい4つのポイント

私は、他の日本人スタッフのすすめでTAN LONGという不動産会社の方を紹介して頂きました。日系の不動産会社もあるのですが、ほとんどが駐在員向けで、家賃も1,000ドル以上の物件がほとんどです。ですので、現地採用の私はローカルな不動産屋の安い物件を探すことになりました。この不動産屋には、日本人を話すおばちゃんがいるので意思疎通は出来ますが、信憑性に欠けるので最後は自分で確認しましょう。私はそのおばちゃんと話して、希望を伝え、おばちゃんのバイクで色々な物件を回りました。
恐らく外国人が最初に住むのはサービスアパートメントです。家具や調理道具などがそろっていて、そのアパートの人が部屋の掃除や洗濯をしてくれます。

私も5件ほど見て、その後4カ月住んでみて、思ったことは以下のようなことです。

① 洗濯機は多いほうが良い。

アパートによっては、10世帯で洗濯機が1台や2世帯に1台洗濯機が用意されてたり色々あります。私は基本的に自分で洗濯したいので、台数はとても重要です。ちなみに今の所は6世帯で3台洗濯機と1台乾燥機があります。

② 4階以上はエレベーター

7階建てでエレベーター無しの物件があり、部屋は良かったのですが、その点でNGを出したアパートもありました。今は6階建て の3階でエレベーターがあり、とても便利です。

③ 入口の段差に注意

アパートの入り口には必ず段差があります。基本的には水が入ってこないようにですが、もし生活に慣れてバイクを買うと、アパートの中にバイクを入れるのが大変です。今のアパートは段差が3段あるので、ちょっとめんどくさいです。せめて2段までがいいですね。

④ 家賃の支払い方法

出来ればキャッシュで大家に渡したほうが楽です。但し、銀行のインターネットバンキングを開設していれば、振り込みでもいいかと思います。そこらへん結構あいまいなアパートが多いので…。

 

普段の足はタクシー、旅気分が味わえるバスもおススメ

移動手段に関しては基本的にタクシーです。バイクタクシーもありますが、ちょっと危険ですね。バイクの運転がとても荒いし、バイクのマフラーで火傷する日本人もベトナム人もたくさん見ているので。タクシーも市内どこに行っても1,000円以内で行けるので、あまり費用も気にしなくてよいと思います。気になる方はバスで移動するのが楽しいと思います。距離関係無く7,000ドン(35円)で乗れるので、路線図片手に旅をするのも良い経験になります。

(H.S)

 

その6【拝見、現採LIFE- 休日】に続く>>

 

《H.Sさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:ベトナム・ハノイ
業種:運送業
職種:営業
氏名:H.S
年齢:29歳(就労開始時)
期間:2016年6月~就労中(2016年9月時点)
結婚:独身

 

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CASE03:ベトナム/営業【郷に入る現採】

ベトナム人の気質を理解し、仕事に生かす

仕事第一より、家族第一

ベトナムで仕事をしてわかったことは、ベトナム人の仕事に対するスタンスが違う事です。日本人は仕事が生き甲斐のような人が多く、仕事が嫌いな人も、その流れに乗るしかないのが現状です。しかしベトナム人は、自分と家族を第一に考えます。家族のためなら仕事も辞めてしまいます。働いてもらう側としては、その点をケアすることがとても大事です。また、お金や家族のためなら簡単に転職するので、給料も能力に合わせて支給し、家族が何かあった時も休ませてあげるくらいの制度が無いと、能力がある人はどんどん辞めていきます。日本の若者がすぐに仕事を辞めてしまう以上に離職率は高いです。ですので会社愛を注入する等はあまり効果が無いと思ったほうが良いです。
また体面をとても気にするので、他の人がいる前で怒ると、逆ギレしたり落ち込んで仕事を辞めてしまう場合もあります。

 

仕事に対する責任感が強く働き者

ただ、日本と同じと感じたところは、まじめという点です。いざ仕事が与えられたら、最後までしっかり遂行します。他の東南アジア諸国に比べたら、まじめさは1位2位を争うと思います。
就業時間が終わっても、自分の仕事が終わるまでは残って仕事をしている人も多いですし、まじめで働き者が多いのが印象です。特に女性はその傾向が強く、責任感がとても強いので、仕事をしていく中では、とても重要な戦力になっていきます。しかし、先にも話したようにプライドがとても高いので、その部分を見誤ると、せっかくの良い人材も逃してしまうかもしれません。

 

働く女性に優しい労働環境

また、女性特有の事ですが、妊娠する女性へのケアは充実しています。産休期間も多くあり、給料も支払われます。また子供がいる家庭の女性は毎日1時間有休が設けられていて、自分の会社では16時に帰っています。ただ、女性の皆さんは休まず働いている方が多いです。なぜなら産休期間も働くと、通常の産休の給料と実際に働いた給料がもらえるため、通常の2倍給料がもらえるため、出産ぎりぎりまで仕事される方が多いです。

(H.S)

 

その5【拝見、現採LIFE- 住居】に続く>>

 

《H.Sさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:ベトナム・ハノイ
業種:運送業
職種:営業
氏名:H.S
年齢:29歳(就労開始時)
期間:2016年6月~就労中(2016年9月時点)
結婚:独身

 

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CASE03:ベトナム/営業【現採の仕事場】

海外でも日本人に求められるのは日本人としての働き方

残業は、19時から遅くても21時くらいまで

私の会社は8時から17時が就業時間です。月曜日から金曜日がその時間で、土曜日は8時から12時です。そして日曜祝日が休みという流れです。土曜日はほとんど仕事はありません。官公庁は休みですし、日本人の駐在員も各社休みなので、残務処理をするくらいです。ベトナムは祝日がとても少ないです。年間12日程度しかありません。その内半分は旧正月の休みなので、年間6日しか休みが無いような感覚になります。
ベトナム人は基本的に残業しません。する人はよっぽど仕事好きか、仕事ができない人です。ただ、日本人は残業が基本のようなスタンスです。しかし、それも18時か19時には帰らされます。工場から家までは会社の送迎車なので、遅くまで車を待たせられないですし、オフィスもビルの規定で19時以降は退出させられます。ですので、家かカフェで残業する日本人をたくさん見ます。私も19時から21時程度までカフェで残業をして、それから夕飯を食べて帰る日々が多いです。

 

ベトナム人のうっかりをカバーするのも大事な役割

仕事内容としては、日系企業の営業です。既存や新規も含め営業に行き、仕事をもらい現場にも顔を出します。しかし、実務的な事や作業はベトナム人が行うため、橋渡しの役割が多いです。しかし、日本人がしっかり管理しないと、ベトナム人はすぐ忘れたりサボるので楽な仕事ではありません。

 

ベトナム人にとっても英語は第2言語。中学英語で大丈夫

言語は基本的に英語です。中学英語さえ話せれば問題ありません 。私もベトナムに渡る前は中学英語の参考書を買って、文法や単語を復習しました。一度勉強していた事なので、スムーズに頭に入りますし、ベトナムに来てからも1日30分復習をしています。また、実際に使いながら勉強したほうが、英語学習には大事です。ベトナム人も英語はその程度のレベルなので。ベトナム語を覚えたいと思っていますが、発音がとても難しいです。ただ文字はアルファベットなので、読みやすいです。しかしビジネスシーンではあまり使わないので、英語を勉強し、慣れてきたらベトナム語も手を出すくらいがちょうどいいでしょう。

 

日本の当たり前をベトナム人に理解させることは困難

日本人スタッフが求められる事は、日本の社会人としてのマナーです。仕事をまじめに、連絡をきっちり、安全な作業を管理することが求められます。ですので日本人として難しいことはあまりありません。しかしベトナム人にそれを理解させるのはとても大変です。

(H.S)

 

その4【郷に入る現採】に続く>>

 

《H.Sさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:ベトナム・ハノイ
業種:運送業
職種:営業
氏名:H.S
年齢:29歳(就労開始時)
期間:2016年6月~就労中(2016年9月時点)
結婚:独身

 

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CASE03:ベトナム/営業【現採のはじめ方- 労働許可証】

ベトナムでの労働許可証取得手続き

法律が変更されることが多いので、必ず確認を

ベトナムでの労働許可証取得について私の経験をご紹介したいと思いますが、気を付けていただきたいのは、本手続きが2016年4月時点のものだということ。外国人受け入れに関する法律は、随時変更されるので注意が必要です。人材紹介会社を通せば、必要な書類と手続きについてご案内いただけますので、確認するようにしてください。

 

大学の卒業証明書もしくは前職の在籍証明書

まずベトナムで就労するためには、2つどちらかの書類が無ければなりません。
1つ目は大学の卒業証明書です。就職する職種によって、4年制でなければいけなかったり短大でも良かったりするので、確認が必要です。私は高卒だったので、この書類は手に入りません。
2つ目は、就職する職種に関連する前職の在籍証明書です。これも就職する職種によって必要在籍期間が異なります。
私は、2つ目の在籍証明書で手続きをしました。前職が鉄道ということで運送系のノウハウを貿易等に生かすという名目でした。前の会社に書類を日本語と英語版でもらい、ベトナムの会社からの連絡を待ちます。この時は英語版が欲しいと言われたので、英語版の在籍証明書を公証役場に持っていき、公的証明書としてもらいます。その後、総務省に出向き、その証明書が日本政府の公認だという書類ももらいます。ちなみに公証役場では15000円くらいの費用ですが、総務省は無料です。

 

警察署にて無犯罪証明書の発行手続き

次に必要なのは、日本国内の無犯罪証明書です。これは各都道府県の警察庁で取得出来ます。但し、申請から取得まで3週間ほどかかり 、申請時に正当な理由が無ければ発行してもらえません。
基本的には、内定通知書がその理由になります。実際に就職する会社とは違う会社の内定通知書でも取得出来ます。私は今の会社よりも前の4月下旬に別の会社の内定通知書を頂き、それで申請をしたので、5月中旬には申請書をゲットできました。ちなみに取得時は封筒に入った状態でもらいますが、絶対に開封してはいけません。開封した時点でその証明書は無効になって、3週間が無駄に!

 

ベトナムでの手続きは、就職先企業のスタッフが手伝ってくれる

次は、ベトナム国内での手続きです。まず在籍証明書はそのまま会社の総務に任せます。無犯罪証明書は、ベトナムの日本大使館の証明が必要になります。ですので大使館に行き、申請して次の日には証明書がもらえます。
次はベトナム国内で健康診断を受けましょう。まあ、何か異常があっても継続して治療する意思があれば問題無いようです。健康診断書も会社の総務に預けます。
あとは、ベトナム国内での居住証明書とベトナム国内での無犯罪証明書を会社の総務の人が取ってくれるので、あとは待つだけです。きっと二カ月くらいして忘れた頃に、出来ました!と言われます。更新は新規よりもっと楽です。

(H.S)

 

その3【現採の仕事場】に続く>>

 

《H.Sさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:ベトナム・ハノイ
業種:運送業
職種:営業
氏名:H.S
年齢:29歳(就労開始時)
期間:2016年6月~就労中(2016年9月時点)
結婚:独身

 

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CASE03:ベトナム/営業【現採のはじめ方】

面接社員とは本音で話し、気になる条件は明確に

ベトナムが気に入り、旅行中に人材紹介会社へ登録し、面談まで

退職後、東南アジアの国々を旅行する中で、ベトナム滞在中にベトナムが気に入り、その期間にインターネットで人材紹介の会社を探しました。ほとんどの会社は大卒以上の求人を多く取り扱う所が多かったのですが、ホーチミンのJellyFish HRとICONICという2社は高卒の求人も取り扱っていて、募集会社も多かったので、その2社に登録しました。どちらも日本人の方がオフィスで面談して頂き、希望職種や現在ある案件を確認させて頂きました。とても親身になって対応してくれました。その後日本に帰ってからも、Skypeで面接の対策から渡航のための必要書類の準備まで丁寧に教えて頂きました。

 

『なぜベトナムなのか?』。その理由をよく考え、正直に伝える

そして、書類審査に通った企業様とSkypeで面接を実施させて頂きました。旅行会社の面接はとても早く、書類審査をした翌日には面接をするところもありました。その分人材が不足しているのだろうと感じました。Skype面接では、相手が1人や2人で時間は長くても30分程度です。
やはり一番聞かれることは、「なぜベトナムに行きたいのか」という点です。私は聞こえが良い事を色々考えたのですが、担当の方から素直な気持ちを言ったほうが良いと言われ、『ベトナムの生活がとても楽しく、これからどんどん成長していく国で、自分も公私共に成功したいのでベトナムを選びました』と伝えました。企業も長く働いてくれる人材を欲しいので、漠然とした答えでは難しいと思います。数ある国の中でベトナムが一番良いという点を重点的に説明すれば問題ないと思います。また、自分がベトナムで何を目標にしたいのかを、仕事面・私生活面で考えておくと、急な質問にも対応出来ると思います。私は仕事面では『一つの営業所や支店を任され、日本人としての文化や方法でベトナム人と一緒に事業を統括したい』、私生活では『ベトナム女性と結婚して、家族みんなで家を買って車を買って、子供を海外に留学させるくらい裕福な生活をしたい』という目標を言いました。目標を漠然とではなく、細かく決めておくほうが印象が良いと思います。

 

気になることは遠慮せずはっきり聞く。真剣さが伝わり、逆に好印象

そして、給与や手当、待遇面や保険等の詳しい所も聞きにくいですが聞きましょう。日本で就職するのとは違い、外国です。企業様もそこは理解して頂けるので、どんどん聞きましょう。
まず、給与や手当の面は、基本的にUSD表記で、手取りの金額です。時々違う会社もあるので確認が必要です。手当ても色々あるので聞いておいたほうが良いです。
また、ベトナムに行く際の渡航費補助や、アパート代の補助、一時帰国の制度、昇給も確認が必要です。就職してから分かっても遅いですから…。
保険も大事な点です。私もそうですが、日本の健康保険は解約してきましたので、ベトナムで病院に行くと高額な請求があります。基本的な日系企業であれば、会社で民間の保険に入っていますので、確認が必要です。またその中身も確認しましょう。費用全部補助や半分補助など色々ありますから。
私は、6回目の面接で今の会社と出会いました。給与はUSD1,500で、交通費がUSD15、保険も全費用負担で2年に1回日本に一時帰国の費用を出してくれます。また結婚したり、子供が出来ると手当、配偶者手当や子供1人につき出る手当、さらに、旧正月前には家族の人数に応じた手当もあります。

 

《内定した会社の応募から出社まで》
2016年
4月初め:JellyFish HRから案件の紹介
4月中旬:書類選考通過
4月下旬:1社目の内定を頂き、内定通知書で無犯罪証明書を申請する。
5月初旬:ハノイ支店長とSkype面接し、次の日仮内定を頂く。
5月中旬:正式に現地社長の許可が下り、内定を頂く
 +ポジション:sales stuff
 (日系企業をターゲットに営業訪問とベトナム人スタッフの管理)
 +月給: USD1,500
 +交通費の支給:VND300,000
 +ボーナス:業績と評価によって年に1回支給
 +試用期間:2か月
 +有給休暇:12日
5月下旬:6月1日より出社してほしいと連絡があり、5月30日渡越が決まる。
5月30日:渡越。会社から招聘状を頂き、3カ月滞在VISAで渡越する。
6月1日:出社。前会社の在籍証明書と公証書類。無犯罪証明書を会社に提出

 

(H.S)

 

その2【現採のはじめ方- 労働許可証】に続く>>

 

《H.Sさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:ベトナム・ハノイ
業種:運送業
職種:営業
氏名:H.S
年齢:29歳(就労開始時)
期間:2016年6月~就労中(2016年9月時点)
結婚:独身

  

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CASE03:ベトナム/営業【どうして現採?】

駅員として安定した仕事に就いていたH.Sさん。一方で、世界に興味があり、半年に一度は海外旅行に出かけていたと言います。30歳を目前に、退屈なまま生きて後悔したくないと、留学経験や英語スキルもないまま退職。現地採用で働くことを決めました。

 

《H.Sさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:ベトナム・ハノイ
業種:運送業
職種:営業
氏名:H.S
年齢:29歳(就労開始時)
期間:2016年6月~就労中(2016年9月時点)
結婚:独身

 

たった一度の人生、どうせなら面白く生きたい

駅員としての安定を捨て、世界に飛び出そうと思った

私は幼少の頃から海外にとても興味を持っていて、理由は分からないのですが、世界の国名と首都名を暗記したり国旗を覚えたりしていた子供でした。しかし高校卒業後は関東の鉄道会社に就職し、駅員として勤務していました。そして30歳を前にして、このまま日本にいて良いのか自問自答していました。駅員で定年まで勤めれば生活は安定しています。しかしそれではたった一度の人生が面白くないと感じるようになり、その気持ちを抑えることが出来ず、約10年間勤めた会社を退社しました 。私は前職時に、海外旅行を半年に1回は行っていたので中学英語程度は話せました。ですので最初はシンガポールやタイで今の英語力を向上させながら仕事をしたいと考えていましたが、せっかくの長い休みがあるので、東南アジアの国々を旅行しようと思い、タイ・ラオス・ミャンマー・マレーシア・シンガポール、ベトナムと色々行きました。そしていざ移住する国を決めようとなった時、当初のタイやシンガポールではなく、私が移住先に決めたのはベトナムでした。

 

ベトナムに決めたのは将来性と国民性

なぜかというと、やはりこれからの面白さと国民性です。ベトナムは国民の平均年齢が27歳というとても若い国です。また、平均月収も3万円程で、日本や韓国、中国の企業がどんどん進出してきています。今後必ず発展していくこの国を見ていく面白さが一番。そして日本人に対してとても明るく親切な国民性には、とても心惹かれました。ホーチミンやハノイの街を見ると、日本の援助で作った道路や橋、学校がたくさんあり、路線バスも援助しています。ですので日の丸の国旗を多く見かけます。ベトナム国民もそのことを知っているので、日本人と分かると、とても親切です。だます人もいますが…。逆に中国人と思われると全然親切にしてくれないです。
また、物価水準もとても安いです。ベトナム名物のフォーが1杯150円ですし、コーラも1缶50円だったり、日本より給料は安くなりますが、日本以上の生活が出来ます。また、日本食もあるのですが、ベトナム料理のほうが私の口に合ったのも決め手です。ベトナム料理は米を主食にし、米の麺を使った料理が多いので、基本的に日本人の口に合います。逆にミャンマーやタイの料理は私の口には全く合いませんでした…。やはりその国の食事が合わないと、ずっとそこに住むことは難しいですね。今は3食ベトナム料理の生活をしています。

(H.S)

 

《略歴》
2005年4月:関東の鉄道会社に入社
2005年-2016年:駅業務担当
2016年3月:退職
2016年4月-5月 : 東南アジアの国々を旅する。
2016年6月:ベトナムの日系企業に就職
現在(2016年9月時点):営業職として日々業務に励んでいる。

 

 その2【現採のはじめ方】に続く>>

 

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CASE02:フィリピン/カスタマーサポート【現採後の現採】

アンテナを広げ、ビジネスのチャンスを見出したい

フィリピン滞在中に何をするか、また、フィリピンでの仕事の経験を得た後のプランについて現段階で考えていることを紹介させていただきます。

 

コンドミニアムへの投資を視野に

フィリピン滞在中にやっておきたいことのひとつに、コンドミニアム購入があります。ワンルームタイプのところであればマカティ近辺の物件でも新築で500万円前後で売っているものもあり、現在は毎週いろいろなエリアを見て回っています。まだ購入には踏み切っていませんが、今後さらなる成長をしていくであろうこの国への期待も込めて投資をしようと考えています。
ただ、マカティセントラル地区や、グローバルシティといった一部の開発区域はすでに地価、物件価格が異常に高くなっており、また今なお建設中のコンドミニアムがかなりの数あり、すべての建設が終わるころには供給過多になってしまう可能性が高いです。エリアをよく見て、現地に詳しい人、投資経験のある人から良く話を聞き、また近隣諸国のここ数年の不動産の価格変動等も参考にして投資先や購入物件を選ぶことが重要になってきますので、フィリピンにいる間にこれはやっておきたいと考えています。

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マカティに建設中のコンドミニアム

 

投資家、起業家の集まるシンガポールで経験を積みたい

フィリピンのあとに何をするか、具体的な計画はまだ決めていませんが、チャンスがあればシンガポールで働きたいなとも思っています。シンガポールでは英語を使って仕事ができますし、起業家や投資家も多くいますので様々な人と関わることができる国です。さらには日本にいるかと錯覚するほど治安もよいので長期的に住むのにも適している国だと思います。フィリピンからシンガポールへは4時間で行けるくらい近く、また日本から行くよりも安いのでフィリピン滞在中に旅行で行くことを考えています。

 

現採経験をプラスにできるかどうかは、自分次第。私には学びの多い日々

日本での仕事を辞め、海外で就職をすることは大変勇気がいる決断です。明確な目的と今後のプランについてしっかりと自分の中での理解を深め、一度きりの人生で後悔をしないよう決断をしてください。海外での就職経験がプラスになるかマイナスになるかは人それぞれですし、やってみなければ何も始まりません。ただ私には、フィリピンという発展途上国で働きながら生活をしていく中で、様々な人種、文化や価値観の人たちと出会い、本当に多くのことを毎日学んでいます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。みなさまのご幸運をお祈りいたします。
(杉本)

 

《杉本さんの就労時の基本情報 》
就労国/都市:フィリピン / マカティ市(メトロ・マニラ内)
業種:英会話学校
職種:カスタマーサポート
氏名:杉本 大樹
年齢:23歳(就労開始時)
期間:2016年7月 ~ 現在も就労中(2016年10月時点)
結婚:独身

 

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