現採十色

体験者たちが語るホントのトコロ

CASE06:中国/営業【拝見、現採LIFE- 住居】

毎年の家賃交渉、バス移動。馴染んでしまえば快適

基本はシェア。日本語掲示板で情報収集

上海は当時不動産価格がかなりのものでしたので、毎年価格を上げる上げないの交渉が毎年賃貸契約更改時にオーナーとせざるをえない状況でした。
一軒丸々とアパートを借りるのはとても給与ではまかなえなかったので、友人とルームシェアと言う形で2LDKをシェアすることにしました。アパートは一人当たり毎月3000元でした。住まいを探す際は普通は不動産代理店等に依頼するようですが、私は友人が既にアパートに住んでいたところに入ったので、エージェントは通していません。
インターネットの日本語掲示板等で日本人がルームシェアの相手を探していることもありますので、住まいを探す際に一度目を通してみるものよいのではないでしょうか。
なお、どんなに高級アパートへ行っても家のたてつけなど、日本の質の比べ物にならないところが多く、床が真っ直ぐでなかったり壁が崩れたり、至るところに隙間があったりなどと突っ込み所はたっぷりあります。ですので、日本と同様の質を求めながらの住居探しはまず不可能だと思ったほうが良いでしょう。

 

メインはバス利用。確実さを選ぶなら地下鉄

移動手段は基本的に地下鉄かバスです。バスは一律2元ですので、とても安く市内を移動できます。しかしながら通勤中に肉まんを食べている人から肉汁をこぼされて洋服が汚れたり、バスの中にも関わらずゴキブリと遭遇したり、バス自体が故障して仕事に遅刻しそうになったりとちょっとしたアトラクション状態でしたので、確実に安全に目的地にたどり着きたい場合は数元高くても地下鉄で行くことをおすすめします。タクシーはどうかと言いますと、中国語がしゃべれないとコミュニケーションは取れませんし、道を知らないタクシードライバーが多かったりぼったくりタクシーにあうこともありますので、私はあまり利用しませんでした。

 

現地の人はむしろ親切

治安面は当時問題を感じることはありませんでした。一度タクシーを利用した際に財布を忘れてしまったことがありますが、次に乗ってきた乗客が私の財布をとっておいてくれ、財布の中に入っていた私の連絡先に連絡を入れてわざわざ届けてもらいました。
スリなどは当時から多くいるといわれていましたが、数年滞在した中でスリを体験したのは一度だけですんでいます。当時流行っていたipodで音楽を聴いていたところ、突然音楽が聞こえなくなったのでipodの上体を確認しようとポケットからipodを出そうとしたところ、イヤフォンの先についていたはずのipodがなくなっていました。どうやらこのようなスリは流行っていたようで、同僚も何人か同じような状況でMP3プレーヤー等スリにあっていました。どうやら旧正月前にこういったスリの犯罪が頻発する様です。都市部へ出稼ぎに来ている地方の労働者が地元へ帰る資金を必要としていると聞きましたが、真偽の程は現在も不明です。
中国へ来る前は反日のニュースなどを耳にしていましたが、私が滞在した時期は特に日中間において友好的な時期であったこと、また、日本文化・製品が大ブームであったことから逆に日本人であると分かると日本について色々質問をされるほど友好的でした。夜も一人で歩いていても危険を感じることはありませんでした。もちろん夜一人歩きする場所は明るい場所、人通りがある場所を選んでいました。

(コウキ)

 

《コウキさんの就労時の基本情報》
就労国・都市:中国・上海
業種:金融業(保険)
職種:営業
期間:2008年5月-2010年5月
年齢:24歳(渡航時)
結婚:独身(女性)

 

その6【拝見、現採LIFE- 休日】に続く >>

 

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