贅沢と節約をうまく組み合わせるシンガポール生活術
シンガポールの生活費は、月いくら?
一か月の生活費は会社が負担している家賃(月40万円)を除くと、夫と2人で20万円弱くらいです。シンガポールの物価は確かに高いのですが、食料品や日用品、公共交通機関など、生活の必需品は安く、ケーキやお酒、お花などの嗜好品や化粧品、日系食料品などの値段が高いです。
【内訳】
食費:8万円(自炊の材料費4万円、外食4万円)
電気・水道:1万2~3円
インターネット(携帯1台、Wifi):8,000円
交通費:1万円
娯楽:8万円
私なりの節約のコツ
例えばローカルスーパーで食料品や日用品を買う分には、日本の値段とほとんど変わりませんが、外食をすると非常に高くなります。寿司定食を日本茶と共に2人で夜に食べた場合は1万円くらいになり(ビールはだいたい一杯1,000円弱)、雰囲気のよいイタリアンで、私だけがワインを1-2杯飲んでも2人で2万円くらいになります。ただし、屋台で食べると一品500円以内でおいしいものを食べることもできますので、メリハリをつけてうまく節約することはできます。たまにはケーキも食べたいですよね。私が住んでいるエリアで買うとショートケーキが一切れで700円くらいしてしまい、少しテーブルに飾る3-5本の薔薇で1,000円くらいします。
おしゃれなカフェで食べたハンバーガーと紅茶のランチ。約2,200円也。
医療費は海外旅行保険でカバー
医療費は、夫の会社が加入する損保ジャパンの海外旅行保険を使い、提携病院でキャッシュレスで受診することができます。よほど緊急でない場合は日本語が通じる日系病院(ラッフルズジャパニーズクリニックや日本人会クリニックなど)へ行きます。歯科がこのキャッシュレスに含まれておらず自費で払ったことがあるのですが、日系病院で歯茎の腫れや虫歯がないかを見て頂いたところ、2万円近くしたのを覚えています。
女子には気になる美容系相場
美容院やネイルサロンも日本語が通じて品質の高い日系サロンへ行きますが、高くなります。今通っているシンガポールの日系美容院でカットとカラーをした場合は16,800円、日本の行きつけですと10,500円。ネイルサロンは、シンガポールの行きつけですと、手のジェルが9,600円に対し、日本のサロンは6,500円くらいと、シンガポールは約1.5倍くらいになります。雰囲気の良いスパで60分のアロママッサージを受けると2万円くらいしますので、私はベトナムやバリなどの旅先で安く受けるようにしています。
(M.N)
《M.Nさんの就労時の基本情報》
就労国/都市:シンガポール
業種:家具の輸出入・販売
職種:オフィスマネージャー
年齢:32歳(就労開始時)
期間:2015年10月-2016年3月
結婚:既婚
その9【ツアーガイド by現採】に続く>>